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Doll Master2 〜2人目〜 第11話
飯場正臣

「あの・・・」
「話していいとは言っていませんよ、奥さん」
「え・・・」
「パートにも行かず、昼間からネカフェに入り浸ってるとはとんでもない女ですな」
「・・・」
「しかも、レディコミを読んでオナニーしているなど言語道断ですよ」
「そんな事してません」

 ミサは男の口調や雰囲気が違っている事に不安を覚えた。
 さっきまでとまったく違う。
 また話を聞いてくれるのかもしれないくらいに思っていた彼女は驚いていた。

「ほら、これを」

 男が封筒を出した。
 ミサのバッグを勝手に開けて、中に入れた。

「ちょっと何を」
「日本で一番モテる男が入っています。10人ほどね」
「?」
「ユキチですよ、諭吉」
「え?」
「あなたは私に買われたのです」
「受け取れません・・・」
「ただで犯られたいんですか?」
「わ、私は・・・」

 犯されたくない。
 ミサはそう言いたかった。

「あなたは10万でキモデブに身体を売った売女なんですよ」
「そ、そんな」
「催眠をかけましょうか」
「ネカフェに来る客、トイレに入ってきた客なら誰のチ○ポでもくわえ込む公衆便所になるってのがよさそうですね」
「や、やめて下さい。そんなの・・・」
「買われた分際でイヤイヤとうるさいですね」

 ふっと息を掛ける。
 また催眠をかけたのだ。
 男はゆっくりと便座に腰を降ろした。


 *****


 ミサがぼんやりとした顔でトイレの床に膝をついた。
 目は見開いているので、意識はしっかりとしているようだ。
 そして、意志は拒絶していた。
 身体だけが自由を奪われている状態なのだ。
 ミサは自分から男のズボンを降ろした。

「あむぅ・・・」

 いきなりしゃぶりだす。

「上手ですよ、奥さん。催眠は動機付けまでですから、よほど旦那に仕込まれてるんでしょうな」

 男が嘲笑混じりに言葉で責めた。
 実は思い切り握りしめてシゴキ立てるオナニーよりもぜんぜんソフトな感触に少し拍子抜けしていたのだが、まあ、ロクに洗ってもいないナニを咥えてくれる女なんかいないからな、 と思い直した。

「んぐっ、んぐっ」

 ただ頭を前後に揺すっているだけのミサは苦しげに呻き、そのうち目尻に涙が浮き出してきた。

「泣いても無駄ですよ、奥さん。こういうのが好きなんでしょう? 容姿に自信がないような顔をして、実際には自分に夢中になる男がいると嬉しいんですよね。私はレディコミに出てきた金満家よりもブサイクなデブですから、安心して腐れ淫売になりきって下さい」

 ミサはハッとした。
 この男はわざわざ、さっきまで読んでいた本と同じ役柄を演じている?

「い、痛・・・」

 男が髪を掴んで、強引に口を犯しだす。
 喉奥にまで突っ込まれて苦しそうにするミサ。
 それでも催眠効果で身体は言うことを聞かず、咥えて続けた。
 嘔吐きそうになりながらも、懸命に突っ込まれた肉棒を舐め回してみた。

「こりゃあ良い具合だ! 奥さんの口マ○コは最高ですよ!」

 男は喜んだ。
 ただの前後運動よりもぜんぜん良かったのだ。
 何より、舌が絡みついた事で、本当のフェラチオを体験出来た。

(こんなに気持ちいいものだったのか)

 突然、口から引き抜いて、深呼吸する男。
 バレてはいけない。
 自分は腕利きの催眠術師であり、こんな事で女に見下されてはいけない。
 童貞だとバレる事をなぜか恐ろしく感じた。

 指をパチンと鳴らし、催眠を解除した。

「どうです? もっと催眠をかけましょうか?」
「ゲホゲホ・・・ハァハァ・・・」

 苦しそうにしてへたりこんでいるミサ。
 だが、逃げるわけでもなく、おとなしくしている。
 催眠が解けた直後に突き飛ばして出て行くなり出来るのだ。
 前に連れ込んだ時も、逃げる機会はいくらでもあった。

「ひょっとしてMっ気があるんじゃないですか? こんなに無理矢理つっこまれたのに色っぽい顔をしてるじゃないですか」

 男はニヤニヤしながら、ミサを見下ろした。
 実際には引きつった笑みだったのだが、醜ければ醜いほど、こういう場合には効果があるのだと自分を納得させていた。
 余裕のあるところを見せようと必死になっているのは自覚していた。


第12話に続く

2013/03/19 初版

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