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Doll Master2 〜2人目〜 第13話
飯場正臣

 すでに男は我慢の限界に来ていた。
 なにせ童貞なのだ。
 自分でシゴくのとはまるで違う舌の感触におののいていた。

(き、気持ちよすぎる)

 ぬるぬるで暖かく、代替品では再現できない官能を与えてくる。
 しかもミサは頬の内側や歯茎まで使って、男の肉棒を責めていた。
 頬をへこませ、美貌を歪ませながら奉仕する姿は、この上なく淫靡だった。
 ひょっとこのような顔で、美人が台無しだと、男は思ったのだが、夢中でしゃぶるその崩れた表情こそが、自分を興奮させていると気付いた。

(ブス専が世の中に存在するのも分かる、分かるぞおおおお)

 余計な事を考えて、快感に抗う。

 催眠効果が残っているのか?
 そう思うほどの熱烈なフェラチオだ。

 目をつぶって、顔を上げていた男が、ふと見下ろすと、ミサと目が合った。

「あふぅん・・・じゅぷっじゅぷっ、んはぁぁぁ・・・んぐんぐんぐ」

 ミサは目を見つめたまま、男を責め立て、玉袋から亀頭まで、べろぉっと舐め上げた時、

「うぐっ」
「ひゃっ!?」

 男はミサの口中へと吐き出していた。
 精液はほとんど口の中へと入ったが、勢いが止まらず、顔にも少しかかった。
 ミサは口を閉じたまま、放心したような顔をしている。

(うう・・・出しちまった)

 快感に耐えていたのだが、ミサの表情には我慢できず、思わず射精してしまった男は急に冷静になる。
 これはミサの策略かもしれない。
 出させてしまえば、それ以上は何もされない。
 そういうことか?
 く、くそ・・・。


 *****


「まだまだこれで済むとは思ってないでしょうね」
「・・・」

 男は虚勢を張った。
 ミサの反応はない。
 まだ何かされるのか、そういう顔をすると思っていたのだが、しゃぶり疲れて惚けているのか、男には判断できなかった。

(女って奴は本当に何を考えているのか分からない)

 しばらくすると、ミサはトイレットペーパーに精液を吐き出した。
 顔に付いているのも丁寧に拭い取る。
 肩で息をして、喉のあたりをさすっている。
 顎が疲れたのかもしれない。
 いや、疲れるほど長時間はさせなかった。
 というよりも我慢できなかった。
 あまりしゃぶり慣れていないのかもしれない。
 そう思うと、旦那に対する妙な優越感が沸いてきた。

 それに疑問が解けた。
 返事もせず、惚けていたのは、口の中に精液が残っていたからなのだ。

「ふ、ふふふ・・・」
「?」
「じっくりと、し、仕込んで・・・。そ、そのうち、へえ・・・平気で飲み下すようにしてあげますよ」

 男は思いきり噛んでいた。
 こんなに早く出てしまったのでは、童貞だとバレたかもしれない。
 とにかく男は女性経験がない事を恥じていたが、ミサの方はもはや見抜いていた。
 この男は経験が少ない。
 ひょっとしたら初めてなのかもしれない、と。

「か、かお、顔にかけるので、生で挿れますよ」

 まだ噛み噛みのままで、男がついに挿入を求めた。
 レディコミのシチュエーション通りだ。

「・・・」
「だ、ダメなら、コンビニでゴムを買って・・・」

 男が挿れたい一心で譲歩しようとすると、ミサは信じられない行動に出た。


第14話に続く

2013/04/16 初版

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