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小奴隷 (14)
飯場正臣

 給食を食べ終わって、放課後になった。
 こんなに疲れたのは久しぶりだよ。
 マラソンだけだってかなり疲れるのに。

 3時間目と4時間目はぜんぜん授業に集中できなかった。
 矢野の爪先とか、森本のベロとか、相原さんの割れ目とか・・・。
 頭の中で女子のえっちなことがぐるぐる回って、何度も頭を振った。

 恵ちゃんのもあんな感じなのかなあ・・・。

 ぼんやりと考えながら、体育倉庫へ向かう。
 もうグラウンドではボールで遊んでる男子とか、鉄棒のあたりで談笑してる女子がいた。
 リュックの中には教科書やノートと一緒に、森本のパンツが入ってる。
 この臭い、外まで漏れてないかずっと気が気じゃなかった。
 すぐに渇いてカリカリになってたけど。

 誰もいないのを確認して、体育倉庫の扉を開けた。
 中には矢野が跳び箱に座っていて、森本がまたハードルを使ってつっかえ棒にした。

「来た来た♪」
「・・・」

 やばい・・・矢野がすごく不機嫌そうな顔をしてる。

「鹿島」
「な、なに?」

 怖い声で、矢野が声をかけてきた。

「服をぜんぶ脱ぎなさい」
「え・・・」
「早くなさい!」
「ひっ」

 な、なんでこんなに怒ってるんだろ。

「真由に逆らわない方がいいよ〜」
「・・・」
「鹿島が相原さんのお○んこを、美味しい美味しいって言いながらぺろぺろしてたの言っちゃった」
「ええっ!?」
「5分休みの度に舐めたいですっておねだりまでしちゃってさ」
「そんなこと言ってないよ!」

 僕のリュックを勝手に開けて、パンツを取り出した。

「帰ってからシコシコしたいから、私のパンツ頂戴ってしつこくて〜」
「ちがうよ、ちがうよ!!」
「目の前で私のパンツに頬ずりしてて、恥ずかしいなんてもんじゃなかったよ」
「そんなことしてな・・・」

 パンっ

「痛っ!」

 立ち上がった矢野に平手打ちされた。
 すごく痛い。
 また跳び箱に座った矢野は、澄ました顔をしてため息をつく。

「呆れたものね、鹿島」
「・・・」
「私の奴隷になるって誓ったばかりだというのに。躾が足りなかったのね」
「僕、本当に・・・」
「おだまりなさい!」
「・・・」
「このケダモノ! 記憶が悪いにもほどがあるわね・・・誰がお前の主人かしっかり刻みつける必要があるわ」

 矢野の私服は濃い群青のワンピース・ドレスで、襟のところだけ白かった。
 お嬢様って感じの服なのに、こうやって脚を組んで座っていると女王様そのもの。
 素足にローファーを履いていた。

「服を脱ぎなさい」
「は、はい」

 僕は萎縮してしまって、のろのろと服を脱いだ。
 黄色いシャツと黒いズボンで、これでメガネをかけたら、青いダルマロボットに便利道具を出してもらうあやとり名人とあまり変わらない。
 僕っていじめられる運命なのかもしれない。


(15)に続く

2014/01/07 初版

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