2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

Doll Master 2.5 〜その後〜 第5話
飯場 正臣 feat.大和武尊

 水色のスーツの中からはサテン地の白いブラウスが見え、やはり水色のタイトスカートを履いている。
 首元のネックレスから、ベージュでヒールの高いパンプスに至るまで、いかにも高級品。

(ま、それで中身まで高級品とは限らないけどな)

「聞きたいことがある。正直に話せば解放する」
「話すわ・・・」

 ふん、即答か。
 それも質問を聞く前に。
 約束を守る気がない者特有だ。
 嘘もしょっちゅう吐くんだろう。

「ミサを知ってるな」
「?」
「お前ンとこのガキと同級生の娘がいる」
「ああ・・・あの女」
「いじめてんのか?」
「そんな事してないわ」
「お前とは違うタイプの美人だ。清楚で、おとなしくて、旦那は甲斐性なし。正反対だな」
「だから何よ」
「何をした」
「何もしてないわ! 私より目立つのはおかしいから、皆に相手をしないように言ったぐらいで・・・」
「・・・」
「貧乏で困ってるだろうからお茶に誘わないくらい」
「ほぅ」
「忙しい役員でもやれば気が晴れるだろうから引き受けてもらったけど、それは私の気遣いでしょ。分かったら縄を解きなさい。食い込んで痛いのよ」
「・・・」
「聞いてるの?」
「クソ女が・・・」
「誰に向かって言ってるの!?」
「お前だ」

 男の声が低くなり、人でも殺しそうな視線に、絵美は恐怖を感じた。


第6話に続く

2014/07/22 初版

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system