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Doll Master 2.5 〜その後〜 第8話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「すげぇ・・・こんなに地味な下着でも美女が身に付けると違うもんだな」
「(どうせ初めて見るんでしょ・・・童貞野郎)」

 中身は安物だと言い放ったはずの男が、今は自分の股間を凝視している。
 その矛盾も気にはならなかった。
 絵美にしてみれば、男なら自分に興味を抱くのは当たり前なのだ。
 男はゴソゴソとズボンのジッパーを下げて、イチモツを取り出す。
 ぶらんとぶら下がったソレは、男の風体よりも醜悪で、絵美は思わず目を背けた。

「ふぅむ・・・美女のパンティーとブラちらはたまらん・・・」

 男がブツブツ言いながら、顔を近づけてくる。

「や、やめなさい・・・約束が・・・」
「触れないと言ってる」

 男はギリギリまで股間に近づいただけで、本当に触れることはしなかった。
 くんくん鼻を鳴らす。

「イイ匂いだ・・・美女は匂いまで最高なのか・・・くんくん・・・美術品のような太股に、芳醇な香り・・・」
「・・・」

 男はそう言いながらも、アレはしんなりとしたままだった。
 絵美はそれが腑に落ちなかった。
 これだけブサイクな童貞なら、もうガチガチに勃たせていると思ったのだ。

「なんだ、口を尖らせて・・・」
「な、なんでもないわ」
「お前みたいな美人にはわからないだろう。誰にも相手にされないと、どんどん変質していくんだ」
「・・・」

 絵美には男が何を言っているのか分からなかった。


第9話に続く

2014/08/12 初版

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