2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

Doll Master 2.5 〜その後〜 第10話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「おおおお、うぉぉぉ・・・美女の指を一本一本舐めたら、それだけでイケそうだ」

 男は本当に興奮していた。
 はっきり言えば悪臭だが、それなりに整った美貌の女というギャップがたまらないのだ。
 実際にはミサの匂いだと思いながら嗅いでいたのだが、それは悟らせない。
 今はこのバカ女を調子づかせるのが重要だ。
 キモデブは自分に夢中になっている。
 ミサよりも魅力的なので、陥落寸前。
 そう思わせたかった。

 男の魂胆は半ば成功していて、絵美は微々たるものだが気分が良くなっていた。
 ムカツクのは手首を縛るビニール紐が痛いくらい。
 それでもレイプされるよりはいい。
 “変質していく”と男が言った意味も分かってきた。
 あまりにも女っ気がないので、変態に成り下がったのだ。
 本当はレイプしたいんだろうが、挿入経験もない。
 自分の色香に当てられて、下着や靴に興奮させられている。
 若干、気の毒だと思った。

「足を舐めたら幸せだろうなぁ・・・美女の足・・・もっと臭くても香しいだろう・・・」

 股間をビクビクさせ、ぶつぶつと感想を言っては熱心にパンプスを舐め上げている男の目が完全にイっているように見えた。

「つ、爪先くらいなら・・・」
「だめだっ!」

 絵美は足を舐めるくらいなら、あとで洗えばよいと思った。
 すでにパンプスを舐められているのだ。
 もう気持ち悪くて履く気にもなれない。
 それならば、と譲歩したのに、男は叫んで拒絶した。

「・・・約束は約束だ」

 先走り液まで滲ませながら、この男は何を言ってるのか。
 モテなさ過ぎると、ここまでバカになるのか・・・。
 絵美は完全に自分を取り戻した。
 今はこいつに催眠術を使われることなく、手首の紐を解かせて、逃げればいい。
 もちろん、あとで警察に突き出してやる。


第11話に続く

2014/08/26 初版

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system