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Doll Master 2.5 〜その後〜 第21話
飯場 正臣 feat.大和武尊

 パートが休みの日。
 ミサはネカフェに行っていた。
 その事自体は今までと同じだが、ここ3回は前の日に、男にメールを送っていた。

 あの男は初めてだったはずだ。
 催眠術を悪用しまくっていない限り、他に相手をする女性もいなさそうだ。
 またはプロにでも頼むしかないだろうが、男はその手の産業に入り浸るタイプには見えなかった。

 なのに3回とも来なかった。

 ミサは自分に不満でもあったのだろうかと考えたこともあった。
 もちろん、好きこのんであんな男を相手にするつもりはないものの、声をかけても無反応というのは少し腹が立つ。
 ひょっとしたら、気に入った女性を見つける度に催眠をかけているのかもしれない。
 それにしたって、初めての相手は自分のはずだ。
 童貞は初めての相手を忘れないという噂はウソだったのか。
 催眠をかけなくても、わざわざ襲われた場所に出向くと宣言しているのに来ないとはどういうことなのか。
 面白くなかった。

(他にお気に入りでも見つけたのかも・・・)

 ミサは自覚せずに嫉妬していた。

 元々、性交渉に関心がないわけではない。
 何せレディースコミックを読み漁るほどだ。
 どちらかと言えば、相手に恵まれなかっただけで、性行為が好きな方なのだろう。
 自分を欲してもらえる、必要とされる感覚が一番良かったので、夫に不満があろうと、男に無視されようと自慰に耽るようなことはしなかった。
 そこまで性欲が強くなかったのかもしれない。


第22話に続く

2014/11/11 初版

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