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Doll Master 2.5 〜その後〜 第29話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「催眠術には本性を引き出す効果のあるものが多いんです」
「普段は隠している感情を引き出すってことですか?」
「まさにソレ! 潜在意識は抑えつけて、まったく逆の言動を理性でオブラートに包んでいる人間がほとんどです。そうじゃないと本能のままに生きるケモノと変わらないですからね。この潜在意識はポテンシャル・・・つまり潜在能力を無意識に高めていたりもします。例えば・・・」

 ミサの返事に気をよくした男は、我が意を得たり、とばかりに研究内容を紐解いた。

「す、すみません。つい夢中になって・・・」
「私の知らない知識を聞けるのは楽しいですよ」

 謝ってもミサは笑顔を返してくるだけだ。
 こんなに気立ての良い女性がいるだなんて、と思う一方、この女性を悩ませる奴がいるなんて信じられなかった。
 なんて世界は歪んでいるんだろう。
 催眠術の研究を延々とやっている自分も歪んでいるが、それなら本当の歪みってやつを、彼女の敵に叩き込んでやるか。
 男は本気でそう思っていた。

「動画撮影の時には催眠をかけましょう。ちょっと強めにかけて、女の欲情を増幅させます。普段の女からは想像もできないシチュエーションやプレイを望んでいるってことが引き出せるかもしれないですよ」
「そんなことが・・・」

 できるの?
 彼女の表情を眺めながら、自信たっぷりに頷く。

「簡単ですよ」
「すごい・・・」
「彼女にはケモノになってもらいましょう。もっとも赤ちゃんプレイが好きだったりしたら困りますけどね」
「その時はオムツの替え方、教えてあげますよ」

 2人は笑い合った。


第30話に続く

2015/01/06 初版

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