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Doll Master 2.5 〜その後〜 第55話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「とっとけ」
「・・・」
「別にあんたを買ったなんて思っちゃいない。どうせ、こんな額で買えると思ってるの、とでも言うだろうしな」
「・・・」
「いらないのか? 俺はほんとに困ってない。ブラウスを破いたし、その侘びだ」

 睨み付けてくる絵美の手をとって、紙袋を持たせた。

「触らないでよ!」
「分かった分かった」

 静まりかえっている住宅街に遠慮してか、声を抑えて拒絶した絵美は、それでも紙袋をバッグに突っ込んだ。

「さて、約束してもらおうか」
「何よ!」
「今後、ミサさんに嫌な思いをさせない」
「は?」
「ただそれだけだ。それさえ守るなら・・・」

 もう姿は見せないし、ネットでバラまくような事もしない。
 そう続けるはずだった。

「勝手に嫌な思いをしてるだけでしょ。どうしろって言うのよ」
「う・・・」
「仲良くしろっていうの? 一緒にお茶しなさい? 役員は一回やったら別の人になるから、もう押しつけるなんてことはないけど?」
「・・・」

 まくしたてる絵美は、腕組みをして胸を反らしている。
 バカじゃないの?
 あからさまにそういう顔をしていた。

「なぁ・・・あんたは確かに美人だと思う。ママ友を前に調子コイてお山の大将になりたいなら、それも自由だ。親としてしっかり子供の事を考えているならそれは本当に良いことだ」
「だから何よ」
「あんたの態度次第なんだ。俺はもうこれ以上、イタズラしようなんて思っていないし、困らせるつもりもない。約束を守るなら・・・」
「守るならレイプしないって言うの? 何考えてるの? あの女にそう言われたの? バカじゃないの」
「ミサさんは何も言ってないよ。俺が勝手にやってるだけだ」
「なら本当にバカね。保護者どころか結婚も出来ない冴えない男が口を出すことじゃないでしょ」
「う〜ん」

 絵美の言うことはもっともかもしれない。
 物言いはムカツクが、立場的には彼女が正当で、自分が犯罪者なんだよな・・・。
 男は唸った。

「それはそうかもしれんが・・・」
「レイプしたいならすれば! フェラチオでもしましょうか? どうせされたことなんてないでしょ。噛みちぎって短小にしてあげるわ。その方がお似合いよ!」
「おいおい・・・」
「98万で私を買ったことにして、そこに這いつくばりなさいよ。またみっともなく出すところを見てあげるわよ」

 あれは100万だよ・・・。
 なにちゃっかり2万ほど抜いてんだよ・・・。


第56話に続く

2015/07/07 初版

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