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Doll Master 3 第45話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「なんてことだっ! いけません! いけませんぞお!!」
「は、はあ・・・」

 落ち着いてから、例のタクシードライバーに「パンツいる?」と電話をしたところ、彼は受話器の向こうで大げさに嘆いているようだった。

「洗い流すなど言語道断! いいですかオヤカタサマ。カリカリになってあちこちひっついているおパンティー様であっても、完全復活させることは可能なのです」
「お、おぱ・・・」
「まず霧吹きで適量の水を吹き掛けます。そのあと1〜2分ほどチンするのです。するとアラ不思議! ほかほか脱ぎたての汚パンティー様が出来上がりぃ♪」
「なるほど〜」
「それでは明日、お嬢様をお届けにあがりました際にでもおパンティー様はありがたくいただきますゆえ」
「あ、やっぱいるんですね」
「モチのロンでございます。どっからどう見てもドSにして、女王様気質にしか見えないオナゴをいかようにして手なずけたのか・・・やはりオヤカタサマは覇道を往く・・・」
「あの〜、そのオヤカタサマというのは・・・」
「あなた様のことでございますぞぉぉぉ! お館様は第六天魔王にして天下布武の・・・」
「信長公ですか?」
「ですです♪」
「では、こほん・・・サルっ! 明日は十一時に宿場で軍議じゃっ!!」
「ハハーッ! かしこまりましてございまするぅ」

 二人で大笑いした後で電話を切った。
 ちょっと風変わりだが、友達付き合いのようなことが出来ているのに驚いた。
 こんなことは初めてだ。
 おそらく、彼が距離を置かずに近づいてくれたからだろう。
 純粋に嬉しかった。

 と、そこに着信通知が届いた。
 電話をしている間にメールが来ていたらしい。

 また美砂からだった。
 アドレス帳について忘れさせる催眠はかけたのだが、条件付けが甘かったらしい。
 これは反省しなければならない。
 自分の身を危険に晒してしまう。
 メールは簡素なものだった。

<下着を忘れました>


第46話に続く

2016/11/22 初版

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