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Doll Master 3 第55話
飯場 正臣 feat.大和武尊

 美砂がパッケージを開けない理由は他にもあった。
 スマートフォンでそれらを撮影するのだ。
 SNSのネタにするらしい。

 男は近くのドラッグストアまで行って消毒用のアルコールと紅茶のパックを買って戻った。
 何か飲みますか?と聞いたら、紅茶がいいと言われたのだ。
 ホテルの添え付けはとっくに飲んでしまったし、男がコンビニで買うのはコーヒーだけだった。

 部屋に戻ると、美砂は難しい顔をして3D乙本体の箱を撮影していた。
 部屋のライトが反射してうまく撮るのに苦労しているようだ。

 その間に男はアクセサリー類に付いている値札を剥がし、その跡をアルコールで拭き取っていた。
 ついでに紅茶も淹れる。
 撮影の邪魔にならないところに紅茶を置くと、美砂が振り返った。

「買ってきてくれたの?」
「アルコールのついでですよ。せっかく撮るなら値段は付いてない方がいいでしょうから」
「・・・」
「む、無駄遣いはしてないですよ。合わせて500円もしないんですし!」
「・・・うん」


第56話に続く

2017/01/31 初版

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