2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

Doll Master 3 第70話
飯場 正臣 feat.大和武尊

「ハッ!?」
「?」
「(気が遠くなったあまり、血迷った白昼夢を見たらしい)」
「撮りたいの?」
「い、いえ・・・だいじょうぶです」
「それじゃぁ・・・」

 美砂は男の顔の真上に立った。
 凄まじい光景だ。
 盗撮物で見た逆さ撮りそのもの。
 顔の両側からはストッキングに包まれた足が真上に伸びている。
 美砂はまだスカートを捲っていて、顔はよく見えなかった。
 ふんわりと足の匂いが漂ってくる。
 たしかに蒸れていたようだ。
 甘酸っぱい汗の匂いと足特有の匂いに、女の芳香が混じり合って、ただの悪臭には思えなかった。
 まるで興奮剤だ。
 男は思わず肺一杯に吸い込んでしまった。

「ふふ・・・気に入ったのね」
「す〜は〜」
「もっと嗅がせてあげましょうか・・・ほぉら、私のあんよがお鼻にくっつ・・・ひゃっ!!」
「ぶぎゅるぅぅぅぅぅぅ!」

 不安定なベッドの上で片足を上げた美砂が体勢を崩して、男の顔面を踏みつけた。

「だ、大丈夫!?」
「ふぁい・・・」
「グギッてすごい音がしたけど・・・」
「た、たいしょうふ・・・れす」

 男はまたも気を失いかけたが、首が妙な方向に曲がっただけで特になんともなかった。
 意外に頑丈だった。

「あ、あぶないから足はまた今度ね・・・けっこう難しいわね」

 美砂は体勢を立て直しながらぶつぶつとつぶやいた。
 AVで見たシチュエーションをトレースしているようだが、彼女には撮影用の場所がころころ変わることに気付いてないらしい。
 この手のプレイでは床に寝かせることが多いのだ。
 理由は先のようなことが起きないようにである。


第71話に続く

2017/05/16 初版

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system