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Doll Master 3 第87話
飯場 正臣 feat.大和武尊

 なにか美砂が躊躇する条件はないだろうか?
 このままでは生挿入で中出しを押し切られそうだと判断した男は、呆けた頭で素早く考えを巡らせた。

「(そうだ、キスだ!)」

 名案だった。
 ここまで盛りがついたとはいえ美砂だって人妻だ。
 それにこの性格だ。
 当たり前と言えば、当たり前で、悲しい事実でもあるのだが、相手はブサイクで冴えない自分だ。
 これを活用するしかあるまい。

 風俗嬢は多くの様々な客を相手にするわけだが、キスはNGという場合が多いと聞く。
 逆にイケメンが行ったりして、気に入られるとキスしてもらえたとかで自慢げに吹聴しているパターンもある。
 要するに、身体はOKでもキスはイヤだという女性心理は確実に存在するのだ!

 それが証拠に彼女とは一度もキスをしていない。
 美砂もこれなら譲歩せざるを得まい。

「ほんとにおっきい・・・うふふ」

 潤んだ目をして男の股間をさすり続けている美砂は、男が少し自分を取り戻していることに気付かなかった。

「き、キスが条件なら」
「え?」
「その・・・ディープキスが出来るなら、生でも・・・」

 しなだれかかったままだった美砂が起き上がったので、男は少し緊張した。
 一瞬で冷めたということもあり得る。
 誰が好きでもない相手とキスなんかするかと怒ったのかもしれない。
 生でさせてやるなんて、一生言われないくせにとひっぱたかれるかもしれない。
 これだけ焦らされた挙げ句にビンタされたら、また暴発するかもしれないな・・・。
 男は悲しくなった。

 案の定、美砂が両手を伸ばしてきたので、思わず首を竦める。

「んうぶぶぶぶぶぶ!?」
「んんんん〜〜♪」
「ぷはっ! な、ちょっと・・・んーーー!!」
「んふぅ〜♪ んちゅ、ちゅば・・・ん〜♪ ちゅっ」

 美砂は男の首に両腕を回して、熱烈なキスをしてきたのだった。

「キスがしたかったのね♪」
「い、今まで一度も・・・」
「?」
「嫌だったんじゃ・・・」
「ザーメン臭いお口じゃ嫌かなって思ってただけよ?」

 完全な誤算だった。
 美砂の貞操観念は、男の幻想とはほど遠いものだったのだ。
 キスなんて誰としても大して変わらない。
 彼女はそう思っていた。
 人間なんだから、分泌物にそう大差はない。
 不細工だろうとイケメンだろうと、キスするくらい顔を近づければロクに見えやしない。
 唇がカサついてるなら、舐めれば潤う。
 目眩がしそうなほどの悪臭でも、唾液などそもそも臭いのだ。
 嗅覚などすぐに麻痺する。
 彼女は性格に問題があろうと、合理的な思考の持ち主であり、それ以上に欲求に対して貪欲だったのである。
 その結果がこれだった。
 男は目を白黒させて、口の中を這い回る美砂の舌に翻弄されていた。

「ちゅっ、ちゅっ、あむぅぅぅぅ、れろれろれろ、ずずずず・・・んはぁ、コーヒー味なのね♪」
「んー! んー!」
「れろれろ、べろぉぉぉぉ・・・私のキスどお?・・・ちゅっ♪ 上手い?」
「は、初めてだから・・・わ、わからな・・・んぶ」
「私がファーストキスの相手なのね! ゾクゾクしちゃう!」
「ちょ、な、なんで・・・んぐぐぐ」
「んちゅぅぅぅぅぅぅ・・・キス大好きなの。唾の臭いって最初はクサいけど興奮するでしょ? もっと舌出して・・・れろれろぉ〜、うんんん、ちゅぱ・・・飲ませたい方? ちゅっ、ぷはぁ・・・あら、飲みたい方なのね」

 だらぁぁぁぁぁ

「ぺろ、れろれろ、んんん〜・・・もっと飲んで・・・私の唾ごくごくして・・・」
「ごく・・・ぶはっ、んんんんんん、こ、こんなはずじゃ・・・んーーーー!」
「しゃべらないで、ちゅっ、ん〜〜〜〜♪ もっと夢中になってぇ」

 むしゃぶりついて来る美砂は、舌を積極的に絡ませ、唾液を送り込んでくる。
 脳に近いだけに、キスの感触と唾液の臭気、味は脳髄を揺さぶられるような強烈な快感となって男に襲いかかった。

「ん〜〜、ぷはぁ♪ 生でさせてあげるから・・・」
「う・・・んん・・・うぐぅ」
「おま○この一番奥で出して・・・いっぱいキスしてあげる、ね?」
「そ、そんな・・・」
「また三回イキましょ、一緒に」
「さ、三回!?」

 その後、客の足音が聞こえるまで、美砂は男の口を離さなかった。


第88話に続く

2017/09/12 初版

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