2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

ぼくかの。 第二話
桃乃瀬ゆかり

 急速に仲良くなったボクと由衣ちゃんの秘密の遊びは、それからもどんどんとエスカレートしていった。
 休み時間には廊下の端にある用具置き場、放課後には教室で由衣ちゃんはこっそりとボクだけにぱんつを見せてくれた。
 桜色のぱんつだけじゃない、ミントグリーンのぱんつやレモン色のぱんつ。
 どれも、大人っぽいつるつるとしたぱんつだ。
 アイテムコレクターのボクは由衣ちゃんの全ぱんつをコンプリートしたくなったけど、その事は言わずにいる。
 このつるつるした触感はサテン地という生地なんだよって由衣ちゃんに教わった。
 柄物がないのは、この生地の特徴らしい。

「ヒロくん。ぱんつ見るのってそんなに楽しいかな?」
「楽しいっていうより胸が締め付けられるようにドキドキするんだ。ちょっと怖いくらいに」
「そうなんだ・・・」

 今日も放課後の教室で由衣ちゃんがぱんつを見せてくれていた。
 いつもの机の下にもぐり込んで見るぱんつも良いんだけど、立ったまま恥ずかしそうにスカートをまくって見せてくれるのもすごく興奮する。
 顔を横に向けたまま目だけでボクを見るので、大人っぽい由衣ちゃんが流し目っぽくなってさらにドキドキするんだ。

「由衣ちゃんはやっぱりドキドキする?」
「・・・うん。ヒロくんに見られているんだって思うとすごくドキドキするの。それにね・・・ぱんつの奥の部分がキューンって痺れたようになっちゃうんだよ」
「ぱんつの奥の部分・・・」

 まだよくわからないんだけど、由衣ちゃんがキューンってなった時にぱんつの奥からする香りが強くなる気がした。

「うん。でもね・・・それってヒロくんに見られてるからなんだよ」
「由衣ちゃん・・・」
「だから、ヒロくんが見たいんだったら。ぱんつの中も・・・」

 そう言って、悪戯っ子のように微笑む由衣ちゃん。
 もうおしまいって言いながらゆっくりスカートを降ろす仕草がすごく女の人っぽくて、たぶんこれが色っぽいっていうんだろうなって思った。
 ボクと由衣ちゃん二人だけの秘密の悪戯。
 だけれど、それに気がついている生徒がいた。



ボクと理恵ちゃん



「ヒロ、どうだ? ん?」
「な、なに?」

 休み時間に健一が話しかけてきた。
 人差し指と親指を組み合わせて、器用に三角形を作っている。

「おぱんつ様だよ。その至高の魅力は理解できたかね? ん?」

 オパンツサマ教徒は今日もぱんつについてのウンチクを語ろうとしているらしい。
 ボクは由衣ちゃんのぱんつで充分にその魅力が分かり始めてきたんだけど・・・。

「やっぱり、ぱんつはいいね」
「おおっ!」

 ぎゃあ!
 健一がオーバーアクションで抱きついてきた。

「ついにお主にもおぱんつ様の何たるかが分かったようだな! うんうん! うんうん!」
「分かったから離し・・・て・・・くるし・・・」
「ええか、ヒロ。おぱんつ道は厳しいのじゃ。お前はまだ歩み始めたばかり。そう、おぱんつで言うなら片足を突っ込んだだけと言える」
「ぐるじいぃぃぃ」
「よしよし、今日はパンティとスキャンティの似て非なる特徴から語り伝えようではないか」

 妙な伝道を教室で繰り広げないでほしい。
 やっと離してくれた健一を邪険に追い払う。
 すぐに寄ってきて、とっておきの「ぱんつ大百科」を見せると言ってきかない。
 何でもその手の雑誌から選りすぐりのページを切り取って、ぱんつ好き垂涎のレアモノになっているんだとか。
 見たいような見たくないような・・・。

「・・・ちょっと、ヒロに話があるんだけど」

 そんなことを考えていたら、クラスメイトの姫宮理恵ちゃんに突然、声をかけられた。
 理恵ちゃんはボクの母親同士が学生時代からの親友で、家もご近所に住んでいる女の子だ。
 つまり、幼なじみ。

 綺麗なロングの髪の毛を両サイドに束ねたツインテールが特徴的で、美人なんだけどいつも不機嫌そうにしている。
 今ではちょっと苦手な女の子だ。
 それでも小さい頃は理恵ちゃんと一緒にお風呂に入った事もあったし、そのまま同じ布団で寝ることも多かった。

 母親同士の行き来に必ず付いてきて、いっつもヒロ君ヒロ君とくっついてきた。
 まあ、五年生になるまでずっと別々のクラスだったせいもあるのだろうけど、遊ぶ友達もお互いに変わったし、接点がほとんどなくなってしまったんだ。
 せっかくクラスメイトになったのだから、もっと仲良く出来たらって思っていたんだけどきっかけがつかめずにいた。
 その日も不機嫌そうに口をドナ●ドダックのように尖らせて、ずっと睨み付けるような視線を向けられていた。
 何か気に障ることでもしちゃったんだろうか。

「よお、姫宮。話ってなんだい」

 どこまでもフレンドリーな健一が答えると、

「ヒロに話があるの」
「はうっ」

 撃沈されていた。

「いいよ、何?」

 ボクが答えると、理恵ちゃんはなぜだか急にモジモジとしだす。
 不機嫌そうな顔だけど、一緒に遊んでいた頃よりも女の子っぽくなってるし美人だから、それなりに綺麗に見えた。

「こ、ここで話すのも。あ、あれだからっ」
「え、なに?」

 うつむき加減でぼそぼそ話すのでよく聞こえない。

「学校が終わったら、その・・・家に・・・」
「よく聞こえないよ?」
「あとで家に寄ってきなさいって言ってるの!」

 突然、大きな声でなぜか怒られた。

「どうした姫宮。アノ日か?」
「死ね!」
「はうっ」

 同じように驚いたらしい健一がまたも爆沈。
 理恵ちゃんはまたモジモジしだした。
 よくわからないけど、学校では何か言い出しにくいことがあるのかもしれない。

「いいよ、そういえば理恵ちゃんの家に行くのも久しぶりだね」
「ほらっ、ママがカステラいっぱい作ったし、ヒロのママにも届けろって言うからっ」
「そ、そうなの?」

 なぜか今日の理恵ちゃんはそっぽ向いてしゃべる・・・。
 かなりご機嫌ナナメみたいだ。

「話はそのついでで・・・」
「うん、分かった」
「いい? 話はついでなんだからね! ママのカステラがいっぱいあるのがいけないんだから!」
「う、うん。わかったよ」

 顔を赤らめてる理恵ちゃんは大股で教室から出て行ってしまった。
 ボクのママにもカステラを届けろって言われたのに、ボクが理恵ちゃんの家に取りに行くの?
 なんて聞いたら殴られそうな勢いだったので黙って見送った。

「ヒロ、嫌われてるのか?」

 健一よりは嫌われてないと思うんだけど・・・。

「たしか幼馴染みって言ってたよな」
「うん」
「いいなぁ」

 健一が目を閉じてしみじみとつぶやいた。

「小さい頃だけで、今はクラスが一緒になってもほとんど話したことないよ」
「ノンノン、わかってないなあ、ヒロは。いいか? まず幼馴染みって響きがいいだろう? それにオレ様調べでは姫宮は3本の指に入る美少女だ」
「そうなの?」
「うむ・・・当然、あのきっつい感じの目線に態度に声で罵られながらも、ぱんつがチラっと見えた日にはインディペンデンス・デイって感じだな」

 独立記念日なのか。
 健一のおぱんつ様講座にはマニアック過ぎてついてきけないので、そっと水飲み場へ向かったボク。
 その後の教室からは「嗅ぎてええっ、被りてええええええええっ」という叫びが聞こえてきた。
 やれやれ。


・・・


「前に来たの3年の時だったよね」
「4年の夏にも来たじゃない。ヒロのママと一緒に」

 久しぶりにあがった理恵ちゃんの部屋はずいぶんと様変わりしていた。
 以前はおもちゃやぬいぐるみが山のように転がっていたベッドの上は、ローティーン向けファッション雑誌やビジュアル系バンドのCDやDVDが散乱していた。

「そうだったっけ? でも、相変わらず散らかってるよね」
「くっ・・・き、今日はたまたま片付けてなかっただけなんだからねっ」

 お盆に乗せた、カステラとジュースをテーブルに運んできてくれた理恵ちゃんは顔を真っ赤にさせながら言った。
 またアヒルみたいな口になっている。
 それでも学校でのツンケンした表情からは考えられないほど、頬が赤い。
 小さい頃もけっこう負けず嫌いで、ジャンケンで負けたくらいでも、よく顔を赤くしてくやしがってたっけ。
 何だか幼なじみの理恵ちゃんが戻って来たようでボクは凄く嬉しくなってしまった。

「何よ、その目は! たまたまよ、たまたま!」
「小さい頃はいっつもだったよ。だらしないなぁ理恵ちゃんは」
「違うわよ。うっ、うるさいわねぇ・・・」

 そう言いながらも、ベッドに腰掛けたボクの横にピッタリとくっついてくる。
 本当に小さい頃に戻ったみたいだった。

「・・・で、話ってなに?」
「あんた、最近、教科書よく忘れてくるわよね」

 確かに由衣ちゃんが見せてくれるのをいい事に持ってきても鞄から出さない事もあった。
 教科書も見せてくれるけど、ぱんつも見せてくれるし・・・。
 忘れ物が多いのは秘密の悪戯の回数が多いってことだ。

「そ、そうかな」
「そうかなじゃないわよ。あんたの方がだらしないじゃない」
「そうだね・・・気をつけるよ。で、言いたい事それ・・・」
「違うわよっ」

 言いたかったことがそれだけかなってボクが聞くと、何かを決意したようにうなずいた理恵ちゃん。
 ますます赤くなりながら、ベッドの上に立ち上がり、スカートのファスナーを下ろしはじめた。

「ちょっと、理恵ちゃん!」

 びっくりしてボクがあわてて目を反らせると、ボクは理恵ちゃんにベッドへと押し倒された。

「こっち見なさいよっ」
「だって」
「由衣のは見れて私のは見れないっていうの?」
「・・・」

 倒れ込んだボクの顔の上に跨がるように立つと、ゆっくりとしゃがみこんでくる。
 目を逸らせなくなっていた。

「ヒロくんが・・・ぱ、ぱんつが見たいのなら、由衣のじゃなくて・・・わ、わ、私が見せてあげてもいいんだからっ」
「理恵ちゃん」

 だんだんとボクの目前に理恵ちゃんのぱんつが迫ってくる。
 突然のことで頭が混乱していた。
 せっかく同級生になったから仲良くなりたいとは思っていたけど、いきなりこんなに急接近だなんて。

「私、知ってるんだよ。授業中に物を拾うふりをしてヒロくんが由衣の、あ、あそこを見てたの」
「・・・」

 バレてた!
 どうしよう、って思っている間は無かった。

「ヒロ、私じゃダメ?」

 え?
 理恵ちゃんのぱんつは由衣ちゃんが履いていたような、大人の人が履くスベスベとしたぱんつではないけれど、シンプルで白と緑のストライプのぱんつはとっても眩しくてボクは目が離せずにいた。
 ついには理恵ちゃんのふとももがボクの頬を押さえ付ける。
 少しひんやりとした感触がとても心地良い。

「何で、何でこんな事するの・・・」
「同じクラスになった時から、ずっとヒロの事を見てたんだよ。なのにヒロってば全然気付いてくれないし・・・授業中だってヒロの事を気にしてたから・・・気付いちゃったんだよ」
「・・・そうだったの」
「もう、バカ! 鈍感!」
「ご、ごめん」
「私だって由衣に負けないんだから・・・。ヒロにぱんつ見てもらうんだからっ」

 ボクの鼻先すれすれにある理恵ちゃんの大事なあの部分からは、すごく熱い体温と酸っぱい匂いが感じられて、胸がドキドキと高鳴ってしまう。
 由衣ちゃんからしたミルクやメイプルシロップのような甘い香りとはまた違う、微かにお醤油の焦げたような少し刺激的で生々しい匂いに包まれる。
 でも決して不快な匂いではなく、なんだか舐めてみたいような誘惑にかられるゾクゾクとする不思議な匂い。
 由衣ちゃんのはエッチな香り。
 でも理恵ちゃんのは匂いだ。
 エロい匂い・・・。
 由衣ちゃんのぱんつを見た時くらいにおちんちんが凄く固く大きくなってくる。
 痛いくらいに。

「ねぇ、ヒロ・・・」
「あ、あの・・・」

 健一の言った通りだった。
 ボクの顔に跨って恥ずかしそうにしてる理恵ちゃんはものすごく綺麗で、ちょっと逆らえないほど魅力的だった。

「もう由衣の落とした消しゴムを拾わないなら・・・わたしが、もっとすごい事してあげてもいいよ」

 由衣ちゃんにもこんなすごい事してもらったことはないんだけど・・・。

「・・・ううん、ダメ。違うの。して・・・。わたしにも、してほしいの。ヒロ、お願いっ」

 呼吸をするのをずっと忘れて見つめてしまっていたボクは、思い出したように息を吐きだして理恵ちゃんのもっとも敏感な部分に吹き掛けてしまう。

「あっ、ダメっ! ダメ、それ感じるっ。ヒロ、ゴメンっ」

 数秒間、ぎゅうぎゅうとふとももに締め付けられ、その後、力が抜けてしまったように理恵ちゃんはボクの顔の上へとへたり込んだ。
 グジュクチュっという水音とともに、理恵ちゃんのとっても熱いお股の、あの部分が、ボクのくちびるに・・・触れた。
 理恵ちゃんの重さが心地よくて放心しそうになる。

「由衣のぱんつより私の嗅いで、ね?」

 すべすべの太ももとあそこに押さえつけられて、理恵ちゃんの体臭しか嗅げなくなったボクには、どこか遠くから聞こえてくるような言葉に陶然とする。
 そんなことをするつもりはなかったのに、本能的にその部分に吸い付いてしまった。

「あ、ばっ、ばか! 匂いを嗅ぐだけにしてっ。そこは汚いから舐めるのはダメ・・・」

 そう言われたけど、もう止めることなんて出来なかった。
 少し厚い股布の部分を口に含み強く吸い上げる。
 泣きそうな理恵ちゃんの声と、甘苦しょっぱいぬるいスポーツドリンクのような味がボクの脳内と口内に広がっていく。
 美味しくなんか無いのに、理恵ちゃんの全てを飲み込んでしまうかのように強く、その潤んだ部分を吸い続けた。

「・・・あうっ。ヒロ、だ、だめだったら」
「・・・」

 大人の味ってこういうのかも知れない。
 美味しくないのにやめられなかった。
 なぜか吸えば吸うほど濃い味が出てくるような、匂いが強くなってくるような。
 理恵ちゃんは嫌がりながらも腰が動いて、ボクの顔にあそこを押しつけてきてるみたいだった。
 顔を左右に振るようにしたり、ぱんつの真ん中を強く吸い上げたりすると、理恵ちゃんはボクの頭を掴んでぐいぐい押し当ててきた。
 苦しいけど気持ちが良かった。

「ヒ、ヒロ・・・だめっ! そこはあんまり強く吸っちゃうと・・・も、漏れ・・・ちゃうから」
「もが?」

 何が漏れちゃうの?って聞こうとしたけど、ぴったりとあそこを押しつけられてて言葉にならなかった。

「はぅっ! ダメだからっ! そ、それ響くぅ・・・あ、だ、だめ・・・もう出ちゃうから、らめぇ〜」

 理恵ちゃんの体がぶるぶると震え、こめかみの部分にふとももの強い圧迫感をふたたび感じた。
 熱く塩辛い何かが、ボクの鼻と口と顔中に大量に降り注がれる。
 あわてて目と口を強く閉じたけど、口や鼻からその液体を吸い込んでしまう。
 頭の奥深くで痺れるような、弾けるような感覚が突き抜けると、むず痒い快感を股間に感じてボクのおちんちんからもびゅくびゅくと何かが噴き出していた。
 あれ、これってまるで海で溺れているみたいな感じだなぁ。
 初めての射精をしながらボクは何故か全くその場にそぐわない事を考えていた。


第三話に続く

2010/06/06 初版
2010/06/14 『Aliceの図書館〔新館〕』にて掲載

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system