2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

ぼくかの。 第三話(後編)
桃乃瀬ゆかり

 遠くでチャイムの響く音が聞こえた。
 気が付いた時には、ボクは保健室のベッドの上に寝かされていた。

「うにゃ、気がついたかなー」

 カーテンの向こうから少し間の抜けたような声がすると、ボクはまぶしい光に包まれた。
 カーテンの隙間から口にポッキーを咥えた、少しにやけた顔をした女性が顔をのぞかせた。

「ええと?」
「ここは保健室だよー。君は5年2組の高木弘樹君だね。倒れたことはちゃんと覚えているかな。どうだい意識はちゃんとあるかい?」

 どうやら授業中に倒れてしまい運ばれてきたらしい。
 記憶を探るとこの黒ぶちのメガネをかけたあまり化粧っ気のないこの女性は、たしか保健室担当の先生のようだ。
 前任の保健室の先生が産休だとかで新しく赴任してきたって、この前の全校朝礼で紹介されていた気がする。
 まるで小学生のようなちんまりとした印象で、確か金谷先生とか・・・。
 先生は冷たく細い指先でボクのおでこに手を当てた。
 身を乗り出した先生から、微かにチョコレートの甘い香りとクレゾール消毒液の清潔な香りがした。

「うーん、やっぱり熱は無いようだけど、貧血かなぁー。最近、寝不足気味だった?」

 どうやら、さっきまでの動悸は治まったみたいだった。

「もう、大丈夫みたいです。ええと、・・・金谷先生」

 あわてて起き上がろうとするボクを押さえつけ、もう一度ベッドに寝かしつけると、先生は横にあった丸椅子に腰掛けた。

「まだ無理しないのー。いいっていいって、もう少しゆっくり寝ていこう。もう六時間目だし、どうせ今から戻って授業の途中になっちゃうから」
「はい・・・」
「あー、そうそう。私はねー、あんま先生って柄じゃないから朋子でいいよ。呼び捨てがいやなら朋ちゃんでもいいしー。あ、美人のお姉さんってのもアリかねぇ」

 そう言うと先生はあんまり深刻でなさそうにケタケタ笑っていた。
 どうやらにやけているのではなく、もとからこういう顔みたいだ。
 以前の先生が厳しくて怖そうなイメージがあったのであまり保健室には近づかなかったが、どうやら朋子さんはくだけた人らしい。
 きっと保健室が女子の溜まり場にされる日は遠くないだろう。

「じゃあ朋子さんで」

 ボクがそう言うと、朋子さんはにっこりと微笑んでくれた。
 まるでお日様のような笑顔だなって思った。

「あいよー朋子さんでもオッケーだよ。しっかし、弘樹君はモテモテだねぇ、さっきの休み時間に2人も女子が様子を見に来たんだよー」
「2人?」
「うん。えーと同じクラスの堀田さんと姫宮さんだったかな」

 ああ、由衣ちゃんと理恵ちゃんか。
 二人の名前を聞いただけで、ボクのおちんちんはドクンと脈打った。

「・・・」
「お安くないねー、どっちが弘樹君の彼女かなー」

 そう言うと朋子さんはボクの顔を覗き込む。
 朋子さんの吐息を頬に感じた。
 もう一度、さらに大きくボクのおちんちんが脈を打ちドクンと跳ね上がった。
 まただ。
 ぎゅっと胸が苦しくなる。
 それまでまったく気にもならなかったのに、ボクは急に朋子さんの匂いを、大人の女性のあそこの匂いを嗅いでみたくなった。
 朋子さんのあそこはどんな匂いがするのだろう。
 由衣ちゃんのような熟した桃の果実の様な甘い香りだろうか。
 理恵ちゃんのような少し焦げたお醤油のような匂いだろうか。
 それとも、もっと官能的でゾクゾクするような、いやらしい大人の匂いなのかもしれない。
 思いっきり匂いを吸い込みたい、朋子さんに許してもらえるなら理恵ちゃんにしたようにあそこを舐めてみたい。
 そうすれば、きっとまたびゅくびゅと精液が出てボクはこの苦しみから解放される気がする。

「・・・」
「ありゃ、ちょっと弘樹君どうしたの? すごく顔色悪いよ、やっぱり無理はいくないよー」

 ボクはゆっくりと深呼吸をする。

「朋子さん、ちょっと苦しいんです」
「えっ、えっ、どうしたの。大丈夫?」

 とっさにボクは朋子さんに抱きつき、ベッドの上に引き寄せる。
 もう、後戻りはできない。
 でも、先生は発作で苦しくて抱きついたと好意的に解釈してくれたみたいだった。
 やさしく背中をさすってくれている。

「ちょっと、鼓動が早いわね。不整脈でもないし、運動したわけでもないのに息もかなりあがってる、ちょっとベルト緩めるね」

 そう言ってもう一度ボクを寝かしつけると、ズボンのベルトに手をかけかけた朋子さんはボクの異変に気がついた。
 ちょっと、いや、すごく恥ずかしい。

「・・・」
「苦しいって、ここ?」

 ボクはコクリと頷く。
 数秒間の沈黙の後、だんだんと朋子さん頬が赤く染まっていく。

「・・・はい」
「あー。えーっと、うん」

 ベルトを緩めると、ズボンのファスナーを下ろす。
 こすれるような快感に、少し腰を浮かせてしまう。
 朋子さんはそれを「脱がせて」という意思表示と受け取ったのか、太ももまでボクのズボンをずり下げる。
 少し空間に余裕ができたおちんちんは、トランクスをまるでテントを張ったようにとんがらせている。

「ごめんなさい」

 なんだか凄く悪いことをしているような気がして思わず謝ってしまう。
 朋子さんのあそこの匂いを嗅ごうとして抱きついた時の気持ちは嘘の様に吹っ飛んでしまった。
 とはいえ、いっこうにおちんちんは小さくならない。
 むしろ狭いズボンの中から開放されてひとまわり大きくなって、ドクドクと脈打っている。

「まあ、謝る必要はないけど。これじゃ確かに苦しかったと思うし・・・」
「あ、あの・・・」
「ね、でもこれどうしようか」

 なんだろう。
 とっても恥ずかしいのに朋子さんに見られているって思うだけですごく気持ちいい。
 もしかしたら由衣ちゃんや理恵ちゃんはこんな気持ちだったのかな。
 朋子さんは凄く困ったようにほっぺたを指でポリポリと掻いている。
 でも視線はボクのおちんちんを凝視したままだ。
 朋子さんの視線を痛いほどに感じる。

「・・・」
「弘樹くん、さっきね・・・。うん、その、私に抱きついたよね? あ、怒ってるわけじゃないの、うん。あれって、私としようとしたの?」
「しようと?」
「あ、その・・・えっちな事とか」

 女の人のあそこの匂いを嗅ぎたいなんてエッチな事には違いない。
 でもたぶん朋子さんの言っている事は教科書に載っていた性交の方かなって、なんとなく思った。

「・・・よくわからないんです」
「そっか」

 心なしか朋子さんはガッカリしたように下をむいた。

「違う。違うんです、朋子さんとしたかったんです。えっちな事。でもえっちってどういうものか良くわからなくて。ただ、ぎゅっと抱きしめてしまいたくなって。その、朋子さんの匂いとか知りたくって。でも、どうすればいいのか、わからなくって・・・」
「匂い?」
「・・・お、女の人のあそこの匂いを嗅ぐとおちんちんから精液が、そのびゅくびゅくって出るから」

 それまで、うつむいていた朋子さんはにへらっと笑うとベッドの横に腰掛けた。

「あそこの匂い? ちょっと、弘樹くん。君は女の子にそんな事したことあるんだ」

 蛇に睨まれた蛙の気持ちが何となくわかった気がする。


・・・


「それじゃ、まだオナニーとかした事も無いんだ」

 今までの由衣ちゃんとの事や、理恵ちゃんとの事を正直に話した。
 朋子さんは頷きなら、時にため息混じりで色々と質問を投げかけてきた。

「で、オナニーって何ですか?」
「自慰行為って教科書には載ってなかった? 小学校じゃないか、そんなの」

 これは勉強ですって朋子さんは言っているけど明らかに面白がられている気がする。
 でも朋子さんの話を聞いていくと、知りたかった謎が解けていく。

「自慰行為?」
「そ、男の子は赤ちゃんを作る準備ができると、精子が溜まるの。若いうちはどんどんと作っちゃうからすごく溜まっちゃうわけ。おちんちんすごく苦しくなったでしょ? だから自分で精子を出してあげるの。それが自慰行為」
「それがオナニー」
「そ。そんでもって、やり方は・・・まあ、後で教えてあげるね。でも、こすらずに自然と吹き上げちゃうものなんだねぇ。はぁ、ちょっと凄いかも。エロい・・・」

 朋子さんはボクの精通に興味を持ったようだ。

「エロいんですか」
「かなりエロいよー。弘樹君の中では女の子の匂いが射精のきっかけになっているみたいだけど。それって実はかなりマニアックだし、その。おしっこも飲んじゃったんでしょ。もう、アブノーマルだよ」

 言いながらも、頬を上気させている。
 目はとろーんとしているし、心なしか胸元からの甘い香りも強くなってきているように感じた。

「朋子さん何か興奮してません?」
「いやー、実は興奮しちゃってる」
「ところで、アブノーマルってなんですか?」
「うーん。変態さんって事だよ。女の人のあそこの匂いに興奮したり、小学生の男の子に欲情しちゃったりする人の事だよー」

 ゆっくりと朋子さんの顔が近づいてくるとボクにキスをした。
 ねっとりとした舌が、ボクの口の中に入ってくる。
 チョコレートの甘い味がした。

「弘樹君のファーストキスいただいちゃいました。あーあ、バレたら速攻でクビだなぁ、こりゃ。それに堀田さんと姫宮さんには申し訳ない事してるよねー」
「ボク絶対に誰にも言いません。だって、朋子さんがいなくなるの嫌だから」

 朋子さんはにっこり笑うと履いていた靴とパンティストッキングを脱いでベッドの上に立ち上がった。

「弘樹君、可愛い事言うんだね。なんだか、好きになっちゃうかも。それじゃ、おちんちんをこすらないでも本当にびゅくびゅくって精子が出ちゃうか試してみる? これは、あくまでも勉強だからね」

 そう言ってボクをベッドに寝かせると朋子さんはボクの顔の両側に足を開いて立った。

「お願いします」

 ボクの緊張した返事に朋子さんはクスっと笑った。

「ウソだよー。こんな勉強あるはず無いでしょ。私もエッチだから。興味あるから・・・。弘樹君になら見られてもいいかなって思ったの。どうかな、よく見えてる?」
「うん。すごい・・・です」
「うわ、やっぱり恥ずかしいよー」

 そう言いながらも、朋子さんはゆっくりとしゃがみこんだ。
 ボクは怖いくらいに胸が高鳴るのがわかった。
 理恵ちゃんとの時は一方的に押し付けられただけだったけど、朋子さんは頭の上から覗き込みながらあそこの部分をボクの鼻すれすれまで近づけてくれた。
 目前に染みの広がったグレーのぱんつが迫ってきた。
 理恵ちゃんのぱんつとは明らかに違う、すべすべした感じの大人物のショーツだ。
 由衣ちゃんが履いていたのに少し似ていたけれど、凄くシンプルでとってもいやらしく思えた。
 すごい染みが出来てる。
 ボクはなんとも言えない性的な高揚感に満たされた。

「もうトランクスは脱いだほうがいいと思うよ。中で出ちゃったら大変だから。脱がしたげるー」

 そう言った朋子さんは、ボクのトランクスを脱がそうと屈み込んだ。
 おちんちんがぷるんとはじかれ、ひんやりとした空気にさらされてトランクスが脱がされてしまった事がわかった。
 顔にぐいっと朋子さんの体重がかけられる。
 それまでは離れていた朋子さんのあそこの部分がボクの鼻と口をふさぐようにぴったりと張り付いてしまった。
 にちゃっとした生暖かい湿った感触がボクの唇に触れて、おしっこの匂いと汗が蒸れたようなた生々しい匂いが混ざった、由衣ちゃんや理恵ちゃんとはあきらかに違う嗅いだことのない強烈な臭気が一気にボクを包み込む。
 チーズ味のスナック菓子のような匂い。
 うわ、けっこう臭いけど、でもやっぱり凄いエロいかも。

「あ、凄いよ。動いた、弘樹くんのビクビクしてる。出ちゃうかも」

 朋子さんのぱんつのあそこの部分からは粘り気のある温いスポーツドリンクのような液体がじゅくじゅくと染み出してくる。
 味は理恵ちゃんのと似ているけど、少しドロドロとしてるかも。
 口に含んだときに少しぴりぴりとした刺激を感じる。
 首の角度を上げることで、鼻とぱんつとの間に隙間を作る。
 呼吸は出来るようになったけれど口は朋子さんのあそこの部分にめり込むように押し付けてしまう格好になった。
 理恵ちゃんのあそこに吸い付いた時にもあったコリコリとした小さな突起のようなものがぱんつ越しにちょうど唇にふれた。
 瞬間、朋子さんの体がビクっと跳ねる。
 吸い付く事しか出来なかった理恵ちゃんのあそこと違い、朋子さんの突起は少し大きく固くしこっていてうまく咥えこむ事が出来そうだ。
 ボクは哺乳瓶を吸う赤ちゃんのように、そのコリコリとする突起に吸い付いてみた。
 朋子さんがビッと震える。

「あっ、あんまり強く吸っちゃダメだよー。凄い、き、気持ちよくなっちゃうから」

 そう言うと逃げるように腰を浮かせる。

 ぱんつ越しでもこれだけ気持ちがいいんだ。
 だったら・・・。

「ねぇ、朋子さん」
「何?」

 腰を浮かせてくれたおかげで自由になった上半身を起き上がらせた。
 四つん這いになっている朋子さんの後ろから抱きつく形でぱんつを脱がせていく。

「朋子さんの。全部、見てみたい」
「えー、・・・見ちゃうの。あそこってば結構グロイんだよ、嫌だなぁ」

 と言ったが、朋子さんはいったん中腰になると片方の足だけをぱんつから引き抜いてくれた。
 足首の所でくしゅっとまるまったぱんつが凄くエロい。
 初めて直に見る女性器。
 お母さんやお姉ちゃんのをお風呂でちらりと見た事はあったけど、こんなに間近で見たのは初めてでやっぱり感動した。

「朋子さん、毛。はえてるんだね」
「ちょ、そりゃ・・・大人だもん。もう、知らないっ」

 そう言うとお尻を思い切りボクの顔に押し付けてきた。
 ボクは朋子さんの腰を抱え込むように寝転がると、さっきの突起に口に含んで舌の先でちろちろと舐めあげてみる。

「あっ、あっ。それ、そこ感じるよぉ」

 朋子さんの割れ目の奥からどんどんとぬるぬるが溢れてきて、ボクは何だか嬉しくなって突起を舌で転がしたり、舌を割れ目の奥に突っ込んだりしてみた。
 ボクの唾液と、朋子さんのお汁とでびしょびしょになったあそこはおしっこや、チーズみたいな匂いは少し薄くなったけど変わりに濃厚なクラクラするバナナのような甘い香りがしてボクを包んだ。

「あんっ、いっちゃうの、私。子供に、生徒にいかされちゃうの」

 そういえば理恵ちゃんもいくって言ってたっけ。
 ボクはもう一度突起を咥えると、ぱんつの上からそうしたように少しだけ強くぎゅっと吸い込んでみた。
 とたんに朋子さんはガクガクと震えると、太ももが僕の頭をギュッと挟み込む。
 来る。
 ボクも頭の奥深くでも痺れるような、弾けるような快感が突き抜ける。

「あぅ・・・いっしょに・・・いこっ」

 遠くで朋子さんの声が聞こえた。
 瞬間、ボクのおちんちんがとっても温かい何かに包まれる。
 ねっとりとした感触。
 おちんちんを食べられてる。
 口に咥えてるんだ。
 おちんちんの付け根に朋子さんの手が添えられる感触があって、ゆっくりとおちんちんの皮が引っ張られていく。
 何これ、気持ちよすぎる。
 ヤバイ。
 敏感な、とても敏感なおちんちんの皮の中身が、ゆっくりととても温かなぬめぬめとした空間に引っ張りだされていく。
 じっとしている事なんて出来なかった。
 腰がガクガクと勝手に跳ね上がってしまう。
 少しだけむず痒いような感触がしておちんちんの皮がベロンとむかれてしまったのがわかった。

「んー、んー。」

 朋子さんの口の一番深い部分にむき出しにされたおちんちんの先がぶつかったのがわかった。
 同時に腰が浮く。
 朋子さんはおちんちんがはずれて精液が飛び散ってしまわないように、体重をかけ深く喉の奥の部分まで咥え込んでくれていた。
 でも、けっして歯をたててしまわないようにぎゅっと唇をすぼめてボクが腰を突き上げられるのに耐えてくれていた。
 えづいてる朋子さんが凄く苦しそうだとは思ったけれど、もう止める事なんて出来なかった。
 本能が命じるまま朋子さんの奥へ、より喉の深くへとおちんちんを突き入れようとする。
 一瞬、目が合う。

「んーっ、んー。」

 苦しそうに涙目なのに朋子さんはにへらと微笑んでくれた。
 まるで「もう、楽になってもいいんだよ」と言ってくれた様にボクには感じた。
 いっちゃう。
 膨らんだおちんちんの先から精液がもの凄い勢いでびゅくびゅくと飛び出してくるのがわかった。
 ドクドクと、いつまでもひくついてこれでもか、これでもかと朋子さんの喉の奥深くに吐き出していく。
 時間にしたら30秒くらいだったかもしれない。
 でも、ボクにとっては永遠に出続けてしまうんじゃないかと思えるほど長く感じた時間だった。
 脈動が収まると、朋子さんはゆっくりと根元から吸い上げるように唇でおちんちんを絞り上げていき、ベッドから転がり落ちるように降りるとぱんつもはかず、足首のところにぶらさけたまま椅子に座り込んだ。
 ぽろぽろと涙を流しながら、むせていた朋子さんはそれでも気丈に、にへらと微笑むと、肩で大きく息をしながらゆっくりとボクに倒れ込んできた。
 ボクはあわててふるちんのまま思わずベッドから飛びのいた。

「うわ、しゃいていだ。逃げりゅな。こう言う時にゃ、男なりゃ優しゅく抱きとめりゅよーぅ。なでなでしりゅよー」
「ゴメン、朋子さん。ボクそういうのわからなくって。・・・って! うわ、ちょ大丈夫。鼻から何かでろでろ白いのいっぱい出てるよ」
「こりゅ君んだよー、しゅごい出しすぎ。にがぃよぉー、えぐいよぉー、しみりゅよー」

 そうやって、子供っぽく拗ねる朋子さんが凄く可愛らしく思えた。


・・・


 保健室を出た時に、扉の横にボクの鞄と体操着と配られたプリント類がきちんと届けられている事に気がついた。
 きっとクラスの誰か親切に持ってきてくれたのだろうとこの時には軽く思っていた。
 だけれど六時間目の途中で早退をして、偶然にも行為の最中を目撃してしまったクラスメイトがいたなんて、ボクも朋子さんもまだ全然気がついていなかった。


第四話に続く

2010/06/06 初版
2010/07/18 『Aliceの図書館〔新館〕』にて掲載

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system