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ぼくかの。 第四話(前編)
桃乃瀬ゆかり

「はぁ、いいお湯だなぁ・・・」

 またまたボクはエロい事をしてしまった。
 ついさっき保健室で朋子さんに、ぱっくんと食べられてしまっていたボクのおちんちん。
 今はお風呂のお湯の中でだらしなく柔らかくなってしまいふにふにと揺れている。
 むき出しにされたおちんちんの中身は、皮にふたたび包まれてしまっていたがまだ少しひりひりとしている。

 今回、えっちな大冒険の発端になったのは由衣ちゃんのつるつるとしたさくら色のぱんつだった。
 私だってヒロに見せてあげると言い出した幼なじみの理恵ちゃんとの部屋での出来事。

 こっそり盗み見たお姉ちゃんの保健の教科書。
 そしてさっき朋子さんに教えてもらった事。

 ただ、おしっこをするだけのトコロだとしか思っていなかったボクのおちんちんは、実は女の子と物凄いことをするためについている事を知った。
 詳しくはわからないけど。

「・・・アブノーマル。変態か」

 これは、朋子さんに言われた言葉だ。
 変態っていうなら、健一の方がよっぽど変態だと思ってたけれど・・・どう考えてもボクの方が変態だよな。
 お風呂に入る前に健一かかってきた電話を思い返す。


・・・


「よぉ、ヒロ。生きてるか」
「生きてるよ。だから電話に出れるんじゃないか」
「うむうむ。しかし、急に倒れた時はどうしようかと思ったぞ」

 健一は友達としてけっこう心配してくれるところもある。
 こうやって電話をくれるのは嬉しかった。
 まさか、悶々としたまま我慢の限界にきちゃって倒れたとは言えなかったけど。

「ゴメンね、健一にも心配かけちゃって」
「おうよ、同志ヒロ。我らがおぱんつ至上原理主義政党の旗揚げを目前にして同志を失うわけにはいかんからな」

 やっぱりボクよりも健一の方が深刻な変態みたいだ。

「・・・何だよ、それ」
「おぱんつのおぱんつによるおぱんつの為のおぱんつ。それこそおぱんつ至上原理主義だ。イエス、ウイ、パァーンツ!」

 いろんな意味で手遅れな気がしないでもない。

「まったく意味不明だよ健一。ボクもうお風呂に入るから電話切っていいかな」
「何ぃ、お風呂だって!? ヒロの姉ちゃんはもう風呂に入ったのか!」
「さっき入ってたけど・・・」
「うぉおおおお、じゃあ洗濯カゴの中には姉上の使用済みオパンツサマが眠っておるじゃないか。これは単なるぱんちらでは決して体験でき出来ない秘密の部分の股布裏を堪能出来るチャンス!」
「・・・切るよ」
「待て待て、ヒロ。よく聞くんだ! いいか女の子の秘密の部分を直接、覆っている股布部分の裏。この場所こそまさにおぱんつ桃源郷。おぱんつ最終防衛ライン! 真のおぱんつ絶対領域なのだよ!」
「・・・」
「ぐおおおおおっ。そんな使用済みオパンツサマがヒロの目前にご光臨だと! チクショウ、オレだってオレだって! 見たいっ、嗅ぎたいっ、被りた・・・」

ブチッ。
ツーツーツー。

 やっぱり健一の方がド変態だと思う。


・・・


 ついこの間までまったく想像もつかなかった事を次々と体験してしまっている。

「男性器を女性器に挿入(性交)して、膣内で射精する事によって精子と卵子が結合し受精卵となり生命が誕生する」

 お姉ちゃんの教科書に書かれていた文章を思い出した。
 女性器とか膣内とかは、女の人のあそこの部分の事なんだろう。
 おちんちんのあるべきところがぱっくりと割れていて、おしっこやぬるぬるとした液体が出てきたあそこの部分だ。

 小さい頃に、理恵ちゃんとお風呂に入った時のことを思い出す。
 まっさらですべすべした一本線の割れ目。
 本当にあんな割れ目におちんちんが入ってしまうのだろうか。
 ・・・痛くはないのかな。
 大人になれば、そんなに痛くはないのかもしれない。

 見せてもらった朋子さんのあそこの部分は形もすごく複雑でびらびらしてた。
 なんだか粘ついた薄いスポーツドリンクみたいな味のする、にゅるにゅるした液体がいっぱい出てきたし。
 ・・・美味しくはなかったな、あれ。
 夢中にすすってしまったけれど。

 あそこの部分に入ったおちんちんはどんな感じなんだろうか。
 朋子さんにおちんちんを食べてもらった時の感覚を思い返す。
 痛いようでくすぐったくて、痺れるようで、逃げ出したいのにすごく気持ちが良くて。

「ヤバっ・・・おちんちん。また、おっきくなってきちゃったよ」

 これまでのえっちな体験を思い出して、また胸がすごく苦しくなってきた。
 なんだかここのところ、ずっとこんな事が続いている。
 今日、朋子さんが言っていた「ジイ行為」は結局どうすればいいのだろうか。
 それをすれば、ボクのドキドキは少しは楽になれるのかもしれない。
 けど、一体どうすればいいのか、今だにボクにはわからなかった。

「あーあ、もっとちゃんと朋子さんにやり方を聞いておけば良かったな」

 白いドロドロした液を朋子さんの口の中に全部ぶちまけてしまうと、なんだか急に恥ずかしさと居心地の悪さが込み上げてきて逃げるように保健室から帰ってきてしまったのだ。

「たしか朋子さん、こうやって・・・ん、んっ」

 朋子さんが舌でやってくれたように、もう一度おちんちんの皮を少しずつゆっくりと剥いてみる。
 お湯の中でむき出しになったおちんちんの中の部分は敏感で、お湯が熱すぎるみたいにひりひりした。
 触るとちょっと痛い。

「痛っ・・・お姉ちゃんに聞いてみるのは・・・やっぱり無理だよなぁ」



ボクと智秋お姉ちゃん



 ボクは昔から、お姉ちゃんの事が少し苦手だった。
 仲が悪いとか、いじめられているというわけではない。
 物静かで、大人っぽい。
 お姉ちゃんはとても絵が上手で、誰とでもすぐに仲良くなれる。
 仲良くなったボクの友達も、いつの間にかお姉ちゃんの友達になってしまう。

 幼なじみの理恵ちゃんが遊びに来た時も、お姉ちゃんが一緒の時は大抵ふたりしてボクをからかって遊んでいたのだ。
 ただ最近は家にいても自分の部屋から出てこない事が多かったし、家族といる時でも何を考えているのかわからない時がよくあった。
 空中の一点を鋭い視線でじっと見つめて考え事をしている時のお姉ちゃんは、なんだか人を寄せ付けない張り詰めた雰囲気を放っていた。

「智秋もそろそろ難しい年頃なのかしらね」

 などとお母さんも話していたっけ。
 そのせいか最近では、すっかりボクの方から話しかける事が少なくなってしまった。

 決して嫌いなわけじゃないけど苦手な智秋お姉ちゃん。
 そんなお姉ちゃんのぱんつが、目の前の脱衣カゴの中にある。

「これじゃ健一とかわらないじゃないか・・・」

 今まで意識した事もなかったお姉ちゃんの着けていたぱんつ。
 お姉ちゃんはいつもボクより先にお風呂に入るのが習慣になっているから、洗濯物入れの中にあるのは当然と言えば当然なんだけど。
 健一とした会話を思い出す。

「女の子の秘密の部分を覆っている股布裏か・・・」

 理恵ちゃんや由衣ちゃんのぱんつと違って、なんとなく今までは興味も感心も全く持ていなかったお姉ちゃんのぱんつ。
 ・・・でも健一はお姉ちゃんのぱんつを嗅いでみたいって言っていた。

 ボクは今、その匂いを嗅いでみることが出来る。
 理恵ちゃんの時のように、おちんちんの先からびゅくびゅくっと液は出るのだろうか。

 ドキドキと胸が高鳴ってくる。
 脱衣カゴからゆっくり、お姉ちゃんのぱんつを抜き取って拡げてみた。
 理恵ちゃんのと似たような、真っ白な柄も何も付いていないコットンのぱんつ。
 洗濯物として干されているのをよく見かけているので全然、珍しいものでもない。

 けれど、裏返してよく見ると股布の二重になっているところには少し薄黄色の跡がついていた。
 これが女の子の大切な場所に触れていた所。
 何だろうこれ、おしっこの染みかな?
 嗅いでみると少し酸っぱい汗臭い匂い・・・。
 でも、すごくクラクラと鼓動が高まってくる。
 ボクはお姉ちゃんの匂いで興奮しているんだ。

ガチャガチャ

「わわ! ダメまだ入ってる」
「ん、あれれ。ヒロくんまだお風呂場だったんだ」

 突然、脱衣所のドアが開けられそうになる。
 普段だったら近づいてきた足音に気が付いていたはずなのに。
 ボクは自分のおちんちんを隠すべきか手にしていたお姉ちゃんのぱんつを隠すべきか判断に迷い、結局、両方を晒したままの状況で立ち尽くすしかなかった。
 ヤバイ見られちゃう。

「あ、お姉ちゃん」
「・・・?」

 引き戸が開らかれて、お姉ちゃんが入ってくる。ボクはもっていたぱんつでおちんちんを隠した。
 いまさらだけど。

「あ、ボクまだっ」
「大丈夫だよ。髪留めを取りに来ただけだから。さっき洗面台の所に置きっぱなしにしちゃって・・・。ヒロくんっ! あんた何してるの!?」

 お姉ちゃんの視線と右手がボクのおちんちんにゆっくりと向ってきた。
 おちんちんを隠してたぱんつが一気にひったくられる。
 お姉ちゃんのぱんつに包まれていたおちんちんは、やっぱりがちがちに硬く大きくなっていた。
 沈黙がすごく重たい。
 どうしよう猛烈に気まずい。

「・・・ヒロくん。・・・こういうのってやっぱり良くないと思うんだけど」

 しばらく見つめ合ってから、おもむろにお姉ちゃんが言った。

「こういうのって、何が?」
「私のぱんつでしょ。ついさっき洗い物入れに入れたヤツだよ」
「だって、急に入ってくるから」
「あのねえ、ぱんつを持っていた理由の答えになってないよ。それに・・・ヒロくんのおちんちんはこんなになってるでしょ。これって、つまりそういう事なわけよね」

 激しく怒られたのなら、逆ギレも出来たかもしれない。
 でもお姉ちゃんはゆっくりと事実を突き付けてくる。
 そのまま動けないでいるボクのおちんちんに、お姉ちゃんの指がそっと絡み付いてくる。

「え、だって・・・あの」
「動かない! ヒロくんって、私のぱんつでオナニーしちゃう子だったんだ。私はねぇ、ヒロくんがそんな子に育っていたなんて思ってもみなかったよ」

 家出、しようかな・・・。

「・・・」
「あのね、ヒロくんは悪い子なのかな」

 お姉ちゃんの手に、少し力がこもる。

「痛いっ」
「聞いてるの。私のぱんつでオナニーしてたんでしょ」

 おちんちんから腰のあたりに電流が走ったような衝撃を感じた。
 今、お姉ちゃんは「オナニー」って言った。
 朋子さんが言っていた「ジイ行為」の事を、確かこんな風にも言っていた。
 お姉ちゃんは「オナニー」をどうすればいいのか、やっぱり知っているんだ。

「ねえ、お姉ちゃん。オナニーって悪い事なの?」

 勇気を出して質問をしてみた。
 オナニーがどんな事をするのか解らないので言い訳する方法も思いつかない。

「悪い事なのって・・・ヒロくん。それって開き直ってるわけなのかな?」
「あ・・・うん」

 そういうつもりで言ったわけじゃないけど、話は勝手に進んでいく。

「やっぱり、私のぱんつでオナニーしてたのね。・・・ヒロくんは完全に悪い子ちゃんです。ちょっとお仕置きが必要かもですねぇ」

 おねえちゃんの指が、おちんちんを完全に包み込んで、今度はお尻のほうにまで伸びている。

「やめてよ。だって、オナニーって何のことなのか本当に知らないし」
「あらあらっ、おとぼけはダメですよ。私のぱんつで、おちんちんを包んでこすっていたでしょ」

 由衣ちゃんのつるつるのぱんつにこすり付けるところを想像してしまって、おちんちんがどくんと大きく脈打った。
 オナニーってそういう風にするものなのだと、少しだけ解った。

「・・・」
「ヒロくんのおちんちん、ぱんぱんに膨らんでいるじゃない。びくびく動いちゃってるし・・・」

 けれど、お姉ちゃんの指先がボクのおちんちんの皮を剥こうとしてきて、今はそれどころじゃない。
 怖いのに何故かボクのおちんちんは朋子さんと話をした時のようにがちがちに硬くなっていた。

「これは勝手に・・・」
「お母さんに言いつけちゃってもいいんだよ。私のぱんつを盗もうとしたなんて知ったらお母さんなんて言うかな。ヒロくんがこんな変態さんだって知ったら悲しむだろうな」
「ごめんなさいっ! ごめんなさい!」

 たいへんなことになる!
 ただひたすら謝った。
 お姉ちゃんが怒っていて、お母さんに言いつけられれしまったら大事なのはわかったから。
 言いつけられたら本気で家出をするしかない。

「・・・反省してる?」
「してます。してますからやめて。やめて下さい。ごめんなさい」

 ボクのおちんちんからようやくお姉ちゃんの手が離れ、今度はとっさに自分の手で隠す。

「・・・あのね。ヒロくん、女の子の下着でこんな事するのって、凄く悪い事なんだよ。だって、恥ずかしいでしょ? 洗う前のぱんつってすごく汚れちゃってるんだよ」
「ごめんなさい、もうしないから」
「・・・でもね」

 お姉ちゃんは腰を落としてしゃがみこむと、そっとボクの両手をおちんちんから引きはがした。

「なに?」
「・・・でもね。お姉ちゃんだって、実はちょっと悪い子なんだよねぇ。男の子の体に興味あるし」
「智秋ねぇ・・・さん。・・・なに?」

 ボクの硬くなったままのおちんちんを間近で見ながら、少しだけ、嬉しそうに目を細めてにっこりと微笑んだ。
 こんなお姉ちゃんの表情を見たのは初めてだった。

「あのね。そんな汚れたぱんつなんかをおかずにするより、もっとすごく気持ち良くなれちゃう方法があるんだけど・・・知りたくない?」

 おかず?
 よくわからなかったけど、智秋お姉ちゃんにもっとすごいことを教えてもらえるなら、その方が良いと思った。

「・・・うん」
「じゃあ、準備しないとね」


第四話(後編)に続く

2010/06/18 初版
2010/07/28 『Aliceの図書館〔新館〕』にて掲載

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