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ぼくかの。 第六話
桃乃瀬ゆかり

 ボクはお姉ちゃんの見ている前でおしっこをさせられてしまった。
 お風呂場でしたおしっこはどうにも恥ずかしいやら情けないやらで、エッチな気分なんてすっかり吹っ飛んでしまった。
 きっと、お姉ちゃんもすごく恥ずかしかったに違いない。
 おしっこを全部出し終わると、おちんちんはすっかりちっちゃく縮んでしまっていた。
 真っ赤になって黙ってしまったボクに、お姉ちゃんはクスクスと笑いながら言った。

「あらあら。おしっこじゃ無い方を出すのは、ちゃんと追試が終わってからの方がいいみたいね」


・・・


 晩御飯を食べた後、家族がテレビを見ている隙を突いてボクは健一に電話をかけた。

「なあ、健一。相談したい事があるんだ」
「こんな時間にヒロから電話があるなんてめずらしいな。どうしたんだ、いよいよオパンツサマに帰依する気になったか?」

 アホ話が始まる前に聞きたいことをきかなきゃ。

「・・・健一はさ」
「なんだ改まって」
「もうオパンツサマの・・・中は見た事あるの」
「なっ、中だとぉ! ご本尊様の事か!?」
「ゴホンゾンサマ?」

 お姉ちゃんが見せてくれたおまんこって言っていた部分の事かな。

「うむ。観音様って言う呼び方もあるらしい。その場所とはまさに神秘、秘境、密林の奥地だ」
「そんな大げさなものなの?」
「だあああああぁっ! 何やら成長したと思っていたが、ヒロはやはりおこちゃまよのう。オパンツサマが包み込んでいるのは人体の神秘であり、生命の根源であり、全ての男にとって憧れだぞ」
「・・・」
「・・・貴様っ、ま、まさか女体に興味のないウホッ属性の持ち主か? 男のケツが好きなのか!? まさか前からオレ様の事を! いかん、いかんぞヒロ」
「そんなわけないだろ」
「そうだよな、オレ様のぱんつより堀田のぱんつの匂いを嗅ぎたいって言ってたもんな」

 そのおかげで由衣ちゃん、理恵ちゃん、朋子さんのぱんつを見ることが出来たわけか・・・。
 健一にちょっと感謝しかけたけど、今ボクが大変な思いをしているのは健一のせいなんだ。
 別に感謝する必要はない。

「健一はさ、ぱんつの中がどうなってるのか知ってるの?」
「なっ! も、も、もちろんだとも。そこには素晴らしい物が隠されておる」
「・・・」
「オパンツサマの中には、熊をも一撃で倒すという謎のモビルスー・・・」
「健一も知らないのかぁ」
「くっ、仕方ないだろ。拾ったエロ本でも、こっそり盗み見たオヤジのアダルトDVDでも・・・。一番、大切な部分は隠されているんだからな。きっと凄い素敵な世界が待ってるに違いないんだ」
「・・・そうだよね。ボクもそう思うよ」
「ま、まさかヒロっ。お前・・・体験する気なのか、本当に大人の世界に行ってしまうのか」

 階段を上るとかなんとか健一が歌いだした。

「そんなのわからないよ。でも、もしそうなっちゃたらどうしようって思ってさ」
「相手は堀田か? 姫宮か? まさか、お前の姉ちゃんとか・・・」
「・・・」
「おい、正気なのかヒロ!」
「何言ってんだよ。そんなはずないだろ。ちょっと気になっただけだよ」
「お、驚かすなよ・・・ふぅ。だいたい俺様より先に、おこちゃまのヒロがそんな体験をするチャンスが来るわけないもんな。だがな、もしもだぞ。誰かとそういう雰囲気になったとしてだな。心がダメだと思っても体が言う事を聞かない時はオレ様のぱんつを思い出せ!」
「健一のぱんつ?」
「おうよ。この前、身体測定の時に見たろ。臭くて汚い黄ばんだ、オレ様のぱんつだ」
「う・・・凄く嫌だな、それ」
「どんなに頭に血がのぼった状態でも、冷静になれるだろ。それで自制を取り戻すのだ! やっちまった後で傷つくのはヒロじゃなくて女の子だからな。どんな時でも気遣ってやるのが男の責任だ。初めての重みは男女で遥かに違うものなのじゃよ」
「・・・健一」

 たしかにそうだ。
 こちらがウジウジしてるなんて体験しちゃったあとじゃ失礼にもほどがある。
 健一の方がやっぱりこういう時は大人なのかもしれない。

「だああああああああああっ。想像したら興奮してきたぁ〜♪ オパンツサマの奥に隠された秘密の花園、キターーーーーっ! いったいどうなっているのか、知りたい! 味、匂い、形状も事細かくだ! くんかくんか嗅ぎたいっ、ぺろぺろ舐めたいっ、拝んでみたいっ、○○○○ー! ○○○○ーーっ!」

 深刻なエラーが発生してしまった。
 せっかく少し見直したのに、やっぱり健一は健一だった。



ボクの智秋お姉ちゃん3



 その日の夜更け。
 ボクはお姉ちゃんの部屋で、少女漫画雑誌を読んでいた。
 その上でパソコンも使い放題という、今までにはありえないくらいの歓迎だったけど、これもお姉ちゃんの「試験」の対策だ。

「さてと、それではお風呂に入ってきますね。・・・あと、準備に時間掛かりそうだから、それまでお部屋で待ってて。本棚の奥の漫画とかも読んでもいいけど。でもお母さんには秘密だからね」
「わかってるよ。言わないから」

 久しぶりに読むお姉ちゃんの雑誌は、知らない漫画ばかりだった。
 昔はジャンプとか、なかよしとか、普通の漫画だったけど、今見ている漫画はというと男の人と女の人が裸になってくっついてエッチな事をしているものばかりだ。
 女の人と凄くえっちなことをする為におちんちんが付いているのは理解できたけれど、どんな事をするのかを実感できたのはこれが初めてだった。

「はぁ・・・。おちんちんって、こんな風に女の子・・・おまんこの穴に刺し込んじゃうんだ・・・。女の子の方は痛くないのかな。漫画を見ると、どれもこれも苦しそうな顔で息を切らしているし」

 解らない単語をパソコンで検索して意味を調べながら読み進める。
 ネットの検索の仕方はこの間、学校の授業でやったけど、こんな風に役に立つとは思わなかった。
 それにしても・・・お姉ちゃんは僕よりもずっと前から、男の子と女の子の間にはこんな世界があるって知ってたんだ。
 理恵ちゃんも由衣ちゃんも、こうゆう世界を知っていた。
 ぱんつを見せる、その後に待っているのはこういう世界だってわかっていた。
 そんな風に考えただけで理恵ちゃんも由衣ちゃんもお姉ちゃんも、どこか遠い世界の人のような気がした。

「いーお湯だった。まだ、時間掛かるみたいだから。もう少し待ってね」

 ミッ○ーマウスが描かれた、緑色のパジャマ姿で戻ってきたおねえちゃんは、そのまま昨日のようにベッドで横になって本を広げていた。
 準備って一体、何なんだろう。
 その準備はお姉ちゃんがするはずなのに、全然動く気配がない。


・・・


 いつの間にか、雨が降り出したようだ。


・・・


 結局、何もしないまま、30分くらいが過ぎただろうか。
 お姉ちゃんの方も、黙って本を読みながら寝転がっているだけだった。
 静か過ぎる夜に、雨音だけが聞こえていた。
 そういえば今日、ボクはお姉ちゃんとこの漫画に描いてあるようなことをしたんだっけ。
 まだ挿入とかフェラとか、そういうのはなかったけど、でも裸でくっついていたりとかは明らかに普通することじゃなかった。
 もし、あのままお風呂での補習が続いていたらどうなっていただろうか。
 そんなことを考えていた矢先。

「・・・もう、いいかな。ヒロくんはもう歯磨いた?」
「ううん。まだだけど」
「じゃあ、今、行って来てよ。それから・・・お母さん達が寝てるか、ちょっと見てきて」


・・・


「どうだった?」
「うん、熟睡してた」

 お姉ちゃんが耳を澄ませた。
 自分でも少し周囲の音に集中したけど、聞こえるのは雨の音だけだ。

「・・・それじゃあ、始めます」

 それだけ言うと、お姉ちゃんはパジャマのボタンを外し始めた。

「え、始めるって、何!?」
「実技試験」
「実技って! 本当にえすいーえっくすまでしちゃうの?」
「ふふ、それはせっくすって読むんですよ・・・。でもね、それは・・・絶対しないからね。・・・危ないし」
「危ないって?」
「だって、お姉ちゃんがもし妊娠とかしちゃったらだめでしょ? それに処女は大事な人に捧げる物だしね」

 処女。
 これもさっき見た漫画で知った言葉だ。
 まだ性交をした事がない女の人の事。
 おまんこには処女膜というのがあって、初めてのときにそこが破れるらしい。
 やっぱり初めては大事なのは想像がつくけど、さっき見たお姉ちゃんのおまんこにおちんちんが入るのはちょっと想像ができない。

「お姉ちゃんって、処女をあげる人はもう決まってるんだ」
「あ、わかる? ふふふ、一応、候補はいるんだけどね〜」
「・・・」
「でもほら、セックスをするってお互いが責任を持つって事だから・・・」

 責任。
 さっき健一も電話でそんな事を言っていた。
 どんな時でも、気遣うのは男の責任。

「・・・ってね。でもこれってちょっと考え方が固いかな。って、ヒロくん聞いてるの?」
「・・・え? あ、ごめん、全然聞いてなかった」
「もう」

 返事があっさり返ってきたのが衝撃だったんだ。
 本当は「まだ決めてない」という返事を心のどこかで期待していたのに。
 遅かれ早かれ、お姉ちゃんはもうすぐSEXをして、処女じゃなくなってしまうのだろう。
 ずっと同じ家の姉弟として育ったのに、自分だけが取り残されるような気がして少し胸が痛くなった。
 よくはわからないけど。

「・・・はいはい。じゃあ、まず下着の上からね」

 いつの間にかおねえちゃんがベッドの前に立っていた。
 ボクのとは全然違う、ふりふりしたのがいっぱい付いたシャツとぱんつだけの姿だ。
 お姉ちゃんのぱんつは、この間ボクが脱衣所でおちんちんを隠した時のだ。

「下着の上からって、なにするの?」
「まずは女の子の体をやさしく触って、気持ちよくします」
「普通は女の子って、体さわったら嫌がらない?」
「それは時と場合によるんです。ふふ、今日は特別にヒロくんの好きに触らせてあげますね。その代わり、痛かったり気持ち悪い事したら、失格ですからね」

 一体、どうすればいいんだろう・・・。
 お姉ちゃんはそれだけ言うとベッドの上に腰掛けて少しニヤニヤしながらこっちを見ている。
 漫画とかだと、おっぱいを触ったり・・・舐めたりしていた。
 本ではえっちはキスしたりから始めていたけど、お姉ちゃん相手に正直それは少し恥ずかしい。
 朋子さんも理恵ちゃんも、おまんこを舐めた時は凄く反応してたし、ボクもお姉ちゃんの味をもっと知りたかったけれど、やっぱりいきなりそこを舐めさせてもらうのにちょっとまずい気がする。
 それならば・・・。

「おねえちゃんのおっぱい、触っていいかな」
「えへへぇ。どうぞ。そんなの聞かなくてもいいよ」

 何故だか嬉しそうにおねえちゃんが胸を張った。
 ・・・柔らかい。
 ものすごく柔らかくて、あったかくて。
 懐かしいような感じがして気持ちがいい。
 お姉ちゃんの大きなおっぱいを、下から持ち上げるようにそっと触れてみた。
 おっぱいがこんなに柔かったなんて、想像以上だった。
 滑らかなお姉ちゃんのシャツの手触りの中で、何かを探すように手のひらと指の全部でお姉ちゃんの両方のおっぱいを這わせる。
 お姉ちゃんの背中から抱きつくように、後ろからお姉ちゃんのおっぱいに手を伸ばした。
 前からだと手首が痛くなるし、それにこっちの方が触りやすい。
 お姉ちゃんにぎゅっと抱きつくのがちょっとだけ恥ずかしいけど。

「・・・くふぅ」

 お姉ちゃんが声にならない吐息を漏らした。
 ボクの方はというと触るだけじゃ我慢ができなくなってきた。
 笑われても嫌われてもいいから、お姉ちゃんのおっぱいを吸ってみたい。
 両手で探るようにおっぱいの先を探したけど、シャツの上からでは探り当てる事が出来なかった。
 シャツの中に手を伸ばして、直接お姉ちゃんのおっぱいの先を探してみた。
 ふわふわの中に何かコリッとしているものが埋もれている感触があったけど、引っ張り出そうとしてつまんでも、すぐに中に引っ込んでしまう。

「痛かったりとか、しない?」
「ううん。大丈夫だよ」

 思わず力が入り過ぎたことに気付いて謝った。
 お姉ちゃんの方は平気と言うけど。

「あのさ。ひょっとして、おっぱいに興味あるの?」
「あ・・・うん。ある」
「それじゃあ、これ問題にしちゃおかな。おっぱいの乳首を硬くして、普通にしてみましょう。やり方は昼に教えたよね」

 おっぱいを硬くするには、とにかくエッチなことをすれば良い。
 赤ちゃんがそうするように、乳首の部分を吸ってみる。
 昼間はそんなことを言っていた。
 今、ボクがおっぱいにしたいエッチな事はもう決まってる。

「・・・!」

 強引にお姉ちゃんのシャツをたくし上げる。
 お姉ちゃんがまた声にならない声をあげた。
 普通なら文句の一つでも言ってきそうなのに、何故か大きく息をしているだけで黙っている。
 夢中でお姉ちゃんのおっぱいの先を口に咥える。
 咥えるというよりは、おっぱいの先を中心にして顔をくっつけるといった方がいいかもしれない。
 大きなお姉ちゃんのおっぱいが、ふっくらとボクの顔に当たった。
 肌にぺったりと鼻がくっついて息がしづらいけど、もう構うものか。

「・・・くふぅ」

 おっぱいを吸う。
 お姉ちゃんのため息がひときわ大きく聞こえてきた。
 頼りない舌触りの中に、少しだけ固い何かがある。
 その真ん中は穴になっていて、舌を入れるとあっけなく内側に押し込まれてしまう。
 唇で周りを咥えながら、少しずつ丁寧におっぱいの穴を外側に押し出そうと舌を動かした。
 お姉ちゃんの手が、ボクの頭の後ろに回った。
 ボクがおっぱいを舌でこね回すたびに、お姉ちゃんの手に力が入る。
 ようやく唇でお姉ちゃんの乳首を捕らえたと思ったけど、口を離すとすぐにまた内側に引っ込んでしまった。

「もう少しだね。でも、すごくいいよ。ヒロくん上手」

 何が上手なのかは良くはわからないけど、褒められるのは少し嬉しい。
 今度は、両手でお姉ちゃんの胸を揉みながらおっぱいを吸ってみる。
 こうなったらとことんやってやろう。
 くにくにと、乳輪の周りを指でつまみながら吸う。
 なかなか出てこなかったお姉ちゃんの乳首が、指に押されてあっさりと出てきた。
 親指の腹で引っ込まないようにつまみながら乳首を唇で弾く。
 もう試験とかどうでもよくて、ただこうしてお姉ちゃんのおっぱいをいじるのが単に楽しかった。

「・・・ん! ぅん・・・ぁはあ・・・」

 お姉ちゃんがくすぐったそうにしていたけど、構うことなく手のひらでおっぱい全体をころころと転がす。
 ボクはただただ、お姉ちゃんのおっぱいに吸い付いていた。
 お姉ちゃんのおっぱいの先はもう完全に大きくなっていて、教えてくれた通りの、普通の女の人のおっぱいになっていた。
 試験は文句なしの合格だろうけど、もうなにもかもがどうでもよかった。

「次は・・・こっちね」

 何を言いたいのかはもう解っている。
 掴まれた左手がお姉ちゃんのぱんつに押し当てられたところをみると、要するにそういうことだろう。

「次の問題なの?」
「あ・・・うん。そうです、次の問題。うん、問題。おまんこを気持ちよくして、濡らしてください」
「濡らすって・・・ツバとか付けるって事?」
「うーん、ちょっと違うんだな。女の子は、気持ちが良くなるとおまんこが濡れてくるの。濡らせたら試験合格」

 そういえば、理恵ちゃんや朋子さんもそうだったし、さっき読んだ漫画もそんな感じだった。
 エッチな事をしている女の子は、何故かお股のところがヌルヌルしていた。
 お風呂で見たときのお姉ちゃんのおまんこも少しヌルヌルしていたっけ。
 お姉ちゃんのおまんこを、また堂々と見ることができる。
 匂いもそうだし、あと舐めたりとかも。
 だってこれは試験だし、合格しなくちゃいけないから。

「じゃ、じゃあ。やってみるから。ぱんつ・・・脱がすよ」

 自分で言って自分の言葉に一瞬ドキンとしてしまった。
 お姉ちゃんにこんな事を言う日が来るなんて、全く想像もつかなかった。
 そのお姉ちゃんはというと無言でこっくりと頷いて、寝転がりながらつま先で腰を浮かせていた。
 お姉ちゃんのぱんつが、目の前にある。
 あの時、お風呂場で手に取ったぱんつだ。
 ちょっと手に取っただけであれだけ怒られたぱんつ。
 自分の手で脱がす未来が来るなんて、あの時には想像すらつかなかった。

「本当に、脱がすからね」

 もう一度口にだす。
 そうでもしないと今の光景が信じられないから。
 ぱんつの腰の部分をつまんで、少しずつ手前に引っ張った。
 お姉ちゃんの大事な部分を隠している布は、少しずつ裏返りながらくしゃくしゃにたるんでいった。

 って、あれ?

 ぱんつを脱がして、自分の目を疑った。
 随分と遠い昔に見た記憶によると、女の子のお股はお尻のように真ん中が割れている。
 最後に見たのは何時だったのか、誰のだったのかはもう忘れてしまった。
 昔、一緒にお風呂に入った理恵ちゃんだったか、それとも昔のお姉ちゃんだったか。
 その記憶の通りの割れ目が、今、ぼくの目の前にある。
 毛が生えていたはずのお姉ちゃんのおまんこが、昔のようにつるつるで割れ目だけになっている。
 懐かしい感じがして、なんとなくほっとした。
 昔、ぼくと一緒にお風呂に入っていた頃のお姉ちゃんが帰ってきたような。
 あの時、お風呂場で見たお姉ちゃんが別の人で、今、目の前にいるのが本当のお姉ちゃんのような、そんな気すらした。
 無意識に、ワレメに手が伸びる。
 白くて、すべすべで、ぷにぷにとしていて柔らかい。

「・・・これで、ヒロくんとおそろいだね」

 お姉ちゃんはそれだけ言うと、顔に手を当てて黙ってしまった。
 柔らかな手触りが気持ちよくて、手のひらでお姉ちゃんの毛のないワレメをふにふにとしてみた。
 ワレメの間がねっとりとあったかくて、指を挟みこむとじんわりと湿っている何かが指に絡みついた。
 無言で足に引っかかっていたぱんつを完全に脱がせる。
 そのままお姉ちゃんの足を開くと、何の抵抗も無く足を広げてくれた。
 オムツを替える赤ちゃんのようだったけど、明らかに違っていたのは、目の前にいるのはお姉ちゃんで、おっぱいの大きな女の人という事だ。
 とりあえずクリトリスの部分を舐めれば勝てるだろうと思ったけれど、ヌルヌルに手が滑ってしまう。
 お姉ちゃんのワレメは触る前からもう濡れていて、くにくにと指を動かすとぴちゃぴちゃと音を立てていた。
 待てよ、ってことは・・・。

「あのさ・・・お姉ちゃんの、お・・・おまんこ。もう濡れてるんだけど、これって合格?」
「え? あ・・・」

 お姉ちゃんの手がワレメを探った。

「うー。えーと。確かに濡れてるけど、これは試験です。もっとちゃんと気持ちよくしてくれなきゃダメ」

 言っている事が無茶苦茶になっている気がする。
 お姉ちゃんも、もう試験なんてどうでもいいと思っているようだ。
 でも、それじゃあやっぱり面白くない。
 見ているだけで、お姉ちゃんのおまんこはふるふると震え、ぐにゃぐにゃした奥からじっとりヌルヌルが溢れてきていた。

「ねぇ、もしかしてお姉ちゃん。・・・ここ、舐めて欲しいの?」

 返事はなかった。
 ただお姉ちゃんは、さっきの赤ちゃんのポーズのまま、仰向けで上を向いて黙っているだけだった。
 ワレメの真ん中にある、お姉ちゃんのクリトリスをそっと人差し指で撫でると、お姉ちゃんの体がピクンと動いたような気がした。
 お風呂場で確か舐めてみるってしきりに聞いてたような・・・。

「お姉ちゃん。・・・本当は、舐めて欲しいんでしょ」
「・・・。あ、うん。ヒロくんに・・・舐めて・・・欲しい」

 返事はあっさり返ってきた。
 本当はこんな事を言うのは少し怖かったけど、どうやらお姉ちゃんも舐めてもらいたいらしい。

「・・・どこを舐めて欲しいの?」
「え・・・どこって・・・。お、おまんこを・・・」
「おまんこを?」
「おまんこを・・・舐めて・・・欲しい。あ、お風呂でちゃんと洗ってきたから・・・その、ヒロくんが嫌じゃなかったらで・・・いいから」

 返事を待つことなく、お姉ちゃんのお股の間に顔を埋める。
 きっと、すごく念入りに洗ってきたのだろう。
 ボディソープのとってもいい香りがする。
 でも、おまんこの奥から溢れてくるぬるぬるからはゾクゾクとするような女の子の生々しい匂いがたちのぼってくる。
 ゆっくりクリトリスに吸いよせられるように舌を這わせる。
 そっと舌でお姉ちゃんのおまんこを包み込む。
 ヌルヌルした液の、ちょっと生っぽい味が口の中に広がっていく。
 またお姉ちゃんの体がぴくんとなったけど、気にする事なくそのまま舌で、クリトリスの周りの皮を舌でそっとなぞっていった。

「う、ん・・・くふぅ」
「・・・お姉ちゃん、舐められたの初めて?」
「・・・あ、あたりまえでしょ、ヘンなこと聞かないでよ」

 そのまま、またお姉ちゃんのワレメに口を戻す。
 ボクはというと初めてじゃなかった。
 言えないけど。
 今度は思いっきりワレメを指で開きながら、クリトリスを舌で撫でる。
 舌で皮を剥いてもすぐに元に戻ってしまうので、結局、指で皮を剥きながら直接、舌と唇をクリトリスにこすりつけた。

「ぃひゃあぃ!」

 腰をくねらせて逃げようとしたお姉ちゃんの右手が、ボクのおでこに当たった。
 結構、力が入っていたけど、構わずに舐めていたら、そのうちに手から力が抜けていた。

「あはぁ・・・はぁ・・・お願いだから、そこは優しく・・・ね」

 自分のヨダレとお姉ちゃんのヌルヌルで顔中がべたべたになっていた。
 それでもボクは夢中で舐め続けていた。

 ぴちゃびちゃ・・・。
 ちゅく・・・ちゅく・・・。

「もう・・・合格かな?」
「うん。合格です。・・・約束どおりオナニーを教えるね」

 しばらくしたあと、少し舌が疲れて一休みしている時に聞いてみた。
 一応、お姉ちゃんには勝ったらしい。
 これでオナニーも教えてもらえるだろう。
 だけど、ボクの口からは思ってもいない言葉が勝手に出てしまった。

「お姉ちゃん。あのさ・・・もう、オナニーはいいから」
「え? なんで、合格なのに」
「ボク、お姉ちゃんと、セックスが・・・してみたい」

 自分で言った事なのに、心臓が潰れそうになった。
 物凄いドキドキする。
 怒られたらどうしよう。
 断られたらどうしよう。
 お母さんに言いつけられたらどうしよう。
 でも・・・もし、本当にセックスしてもいいって言われちゃったら、どうしよう。

「・・・ふふふ。ヒロくんがいいなら・・・セックスしちゃおうか。・・・服、脱いじゃいなよ」

 にっこりとボクを見つめて、お姉ちゃんは言った。
 また心臓が潰れそうなほどにドキっとなる。
 気絶しそうなほどドキドキして、意識が遠くなりかけた。

「どうしたの? 脱ぐのが恥ずかしい? それとも、脱がせて欲しいの?」
「・・・じゃあ。脱がせて」

 明らかに自分が普通じゃないと、自分で思った。
 普通ならこんな事をお姉ちゃんに頼めるわけがない。

「はい〜、バンザイしてごらん」

 ベッドの脇で両手を挙げて立ちすくんでいるボクのズボンとパンツを、お姉ちゃんの両手が事も無げにずり下げた。
 これじゃあまるで小さい子の着替えだけど、お姉ちゃんの前で自分から裸になる勇気はボクにはなかった。
 丸裸になったボクのおちんちんは、気をつけをしたようにピンと真っ直ぐに硬くなっていた。

「じゃあ、こっちに来て」

 そのまま仰向けでベッドに寝転んで足を広げたお姉ちゃんが、手招きした。
 そのまま、お姉ちゃんに覆いかぶさるように、割れ目におちんちんを押し当てるようにボクはお姉ちゃんの腕の中に飛び込んだ。

「!!」

 ボクのおちんちんが、掴まれた。
 そのまま、お姉ちゃんのお股に押し付けられると、くにくにとおちんちんで、お姉ちゃんのおまんこを撫で回すようにグリグリとされた。

「ひ!」

 お風呂でおちんちんを石鹸で洗われた時みたいに、皮を剥かれた。
 しかも、おちんちんの先は、お姉ちゃんのおまんこに撫で付けられている。
 ワレメのヌルヌルを擦り付けるようにお姉ちゃんはおちんちんを押し当てながら腰をくねらせていた。
 それだけなのに、こんなに胸が苦しくなって、頭がくらくらする。
 本当にお姉ちゃんのおまんこの中におちんちんが入ったら、一体どうなっちゃうんだろう。

「・・・心の準備は出来ましたか?」
「あ・・・うん」

 本当は出来てない。
 ・・・覚悟なんて出来ていない。
 お姉ちゃんは言っていた「赤ちゃんが出来ちゃう可能性がある」って、ボクとお姉ちゃんの赤ちゃん・・・。
 体は、おちんちんは、お姉ちゃんの中に入りたくてぶるぶると震えているのに。
 全てをお姉ちゃんの中にぶちまけてしまいたいのに。
 健一のぱんつがふと浮かぶ、ボクはお姉ちゃんを傷つけてしまう・・・。
 お姉ちゃんは真剣な顔でじっとボクの顔を見つめて、小さく息をはいた。

「ふふ・・・でもね。やっぱりセックスは・・・ダメです」

 あっけらかんとお姉ちゃんが言う。
 少しほっとしたけど、ドキドキして損したような気分になった。
 一瞬、物凄く腹が立ったけど、正直言うとほっとした。

「・・・そうだね」

 冷静を装う。
 とっくに冷静なんかじゃないけど。

「そうですよ。でも、お姉ちゃんが気持ちの良い事を教えてあげるから。ヒロくんは膝で立ってみて、おちんちんを自分で握って。うん、大丈夫かな?」

 言われたとおりの格好になる。
 立ち膝で、少し足を広げながら、硬くなったおちんちんを右手で握る。
 まるでおちんちんの先を、お姉ちゃんに向けているような感じだった。

「これでいい?」
「うん、そんな感じ。でも、もうちょっと手を緩めて、握るっていうか、手で輪を作って。その中のおちんちんを通すって感じで・・・そうそう」

 これから、何が始まるんだろう。

「じゃあ、想像してみて下さい。お姉ちゃんの処女膜を、ヒロくんのおちんちんで破って、今、ヒロくんは、お姉ちゃんのおまんこに、おちんちんを挿入しています」

 そう言いながら、お姉ちゃんがワレメを両手で左右に押し広げた。
 ぱっくりと赤い部分がむき出しになって、その奥には更に奥に続く穴が丸見えになっていた。
 あの中にボクのおちんちんが刺さっているところを想像しただけで、体がぞくっとなった。
 無意識に、ボクの右手に力が入る。
 急におしっこがしたいようなむずむずとした気分になって、おちんちんを触らないともれてしまそうな気がした。

「ほら、お姉ちゃんのもっと見てもいいから。ヒロくんのおかずにしていいよ」
「おかず? おかずってなに?」
「エッチな気分になる時に、エッチな本みたり、想像したりする対象をそう言うの。お姉ちゃんとセックスしているところ想像してみて」

 そう言いながら、お姉ちゃんは足を広げてお尻を浮かせた。
 両方の手はワレメを開いていたけど、人差し指だけはクリトリスをこねるように動いていた。

「あ、うん。じゃあ、ほらお姉ちゃんのおまんこに、おちんちんを挿したつもり」

 ピンと背筋を伸ばして、そう言う。
 はっきり言ってヘンな気分だ。

「うん、ヒロ君のおちんちん、すごく気持ちがいいよぉ」

 おちんちんが入ると、女の人の方も気持ちがいいんだろうか。
 なんだか信じられないけど、それでもその一言でまた、ボクの胸が苦しくなって、おちんちんがピクンとなった。
 ボクの右手が、おちんちんを激しく揉んでいる。
 そうしなきゃ、頭がおかしくなりそうだ。

「じゃあ、そのまま、前後に動かして。おちんちんで、お姉ちゃんのお腹の奥を何度も突くみたいに」

 おちんちんを突き上げるように腰を動かしてみた。
 お腹の中でこんな事をしたら痛くならないだろうか少し心配だけど。
 自然と、腰の動きにあわせて手に力が入った。
 そういえば、今、ボクのおちんちんの先が濡れているのは、お姉ちゃんのおまんこから溢れてきたぬるぬるのせいだった。
 そう考えてみると、本当にお姉ちゃんのおまんこの中はこんな感じかもしれない。

「はっ・・・はっ・・・」

 腰と手の動きにあわせて、思わず声が漏れる。

「はぁ・・・はぁ・・・いいよ。もっと・・・して」

 お姉ちゃんがおまんこをいじるぴちゃぴちゃという水音が、リズミカルに聞こえる。
 全部、演技で、全部、嘘だとわかっているけど、それでもドキドキして、ボクのおちんちんは気持ちよくなっていた。

「ヒロくんのおちんちん。気持ちいいよぉ。ヒロくん上手だよ。もっと・・・もっと、お姉ちゃんのおまんこの中で動かして」

 ぺたぺた・・・。
 くちゅ・・・くちゅ・・・。

 弾くようにおちんちんを擦る音と、お姉ちゃんの息と、水音と、雨の音と。
 そんな音しか聞こえなかった。

「ん・・・んぁ! あ、いくっ。いっちゃう」
「!!」

 お姉ちゃんが上げた声が、引き金になった。
 精子がびゅくびゅくっとなる、あの感覚。
 輪になった指の先から、勢い良く白いのが飛び散る。
 お姉ちゃんのお腹と、大きなおっぱいの辺りに飛び出したネバネバがふりかかる。
 心臓の鼓動に合わせてびゅくびゅくと飛び散ったけど、回数ごとに徐々に勢いは弱まって、最後はワレメの辺りにどろりと垂れ落ちた。
 精子って、こんな風に出るんだ。
 そんなことを考えていたけど、今度は体全体から力が抜けてきた。
 理恵ちゃんや朋子さんとして出ちゃった時とか、さっきお風呂場でお姉ちゃんの前でおしっこをさせられた後みたいにボクのおちんちんはだんだんと縮み、ぐにゃりと柔らかくなっていった。

「ふふ、いっぱい出ましたね。これが、オナニーです」

 お姉ちゃんが嬉しそうに言う。
 お姉ちゃんは、こうなるのを知っていたんだ。

「え、どういう事?」

 息を切らせながら聞く。

「オナニーっていうのは、自分で自分を気持ちよくして、射精したりとかするの。女の子の場合には射精はないけど・・・女の子もオナニーするんだよ」
「・・・ふーん」

 気のない返事を返す。
 さっきまであれほどいろいろ知りたかったのに、急にそんな気分がいっぺんに失せてしまった。
 お姉ちゃんの裸とかおまんこをみても、もうボクのおちんちんはなんともならないし、むしろ早くこの場から立ち去りたい。

「ふふ、射精しちゃうと男の子ってエッチな気分が一気になくなっちゃうんだって」
「・・・。」

 無言のボクに、お姉ちゃんが更に付け足した。

「あらあら、急に無口になっちゃったね」

 お姉ちゃんが一人で話す。
 馬鹿にされたようで急にお姉ちゃんが憎たらしくなったけど、体がボクの精子でべたべたに汚れているのを見てるとやっぱり悪い事をしたと思う。
 嬉しいような、ちょっと申し訳ないような、お姉ちゃんに勝ったような。
 良くわからないけど、そんな気分だった。

「ふふ、じゃあ、授業はこれで卒業です。部屋に戻って、もう寝ていいですよ。・・・だけど、最後に言っておきますね。もし、いつかヒロくんの好きな子とエッチをして、終わった時にそういう態度をしていてはダメですよ。そんな自分勝手じゃ嫌われますし、相手の子にも可愛そうですから」

 言われると少し胸が痛くなった。
 確かに、急に自分だけテンション下がってやめたくなるのは、相手にとって悪いかもしれない。

「ふふ、それと・・・お姉ちゃんなら、いつでもヒロくんのおかずにしていいから」

 ティッシュで体についた精子を拭いながら、お姉ちゃんが付け加えた。


・・・


 自分の部屋に戻ってベッドに潜り込む。
 心地良い疲れが体を包んでいる。
 ここ数日のもやもやとした寝苦しさが嘘のようだった。
 目を閉じて、初めてセックスをする相手を考えてみる。
 まず由衣ちゃんの優しそうな笑顔が浮かび、次いで少し怒ったような理恵ちゃんの顔がそれを掻き消した。

「・・・そんな事考えたって、当分は機会なんて無いよな。こういうのって、まずちゃんと告白して付き合ってからだし。でも、朋子さんとなら・・・でもちょっと年齢差がなぁ」

 そんなピンク色のバカ妄想をしながらボクはいつの間にか眠っていた。


・・・


 翌日の朝、登校したボクは下駄箱に入れられた一通の封筒を見付けた。
 ファンシーさのかけらも無いぺらぺらの茶色の封筒。
 ラブレターで無い事は一目で想像がつく。
 でも、万が一って事もあるので、誰にも見つからないようにすぐに鞄にしまう。
 次の休み時間にこっそりトイレで開けてみると、中には白い便箋にものすごく丁寧で綺麗な字で一言だけ書かれていた。

「今日の放課後に図書室で待ってる」

 差出人は野都麻美子、ボクのクラスの学級委員長をしている女の子だった。


第七話に続く

2010/07/18 初版
2010/10/03 『Aliceの図書館〔新館〕』にて掲載

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