2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

Menu / Menu (Frame On)

二人の時間 〜Refrain〜 第一話
桃乃瀬ゆかり

 あの運命の日から半年以上が過ぎ、ぼく達が五年生へと進級してからも二人の時間は続いていた。
 学校では相変わらずクールな男子を装っている蒼も、ぼくの前で女の子の格好をして凄くえっちな女の・・・いや男の娘になる。
 もちろん蒼はクラスの女の子達よりも可愛いと思うし。
 なにより、蒼がぼくに与えてくれる快感はすごく魅力的なのだけれど、やっぱり男の子同士の恋愛には罪悪感があった。
 それに最近では、ぼくは蒼の事を性欲処理の道具にしてしまっているような気がしてしまい、悩んでもいた。
 蒼がおちんちんをしゃぶってくれるの、すごく気持ちがいいから。

 今日も学校から帰ると、ぼくは蒼の家を訪ねた。
 蒼の両親は相変わらず忙しく、昼間は家を空けている事が多い。
 だから学校で誘われた日には、渡されている合い鍵を使って勝手に上がり込む。
 部屋に入ると蒼はすでに男の娘になっていていた。
 お風呂に入っていたのか、部屋の中はシャンプーのすごくいい香りがしていて、あがりたてなのか蒼自身もその頬を赤くそめていた。

「んふふ〜。アキの事、待ってたよ〜」

 いきなり飛びついてくる蒼の事を抱きとめる。

「蒼・・・もう、お風呂入ったの?」
「うん。今日は体育あったから・・・やっぱりアキの前では可愛くいたいしねっ。どんなに気をつけても、体育の後って汗臭くなっちゃうんだもん。暑くなるの嫌だなぁ」
「どうするの。今日は・・・たまにはゲーセンでも行ってみる?」

 本当はすぐにでもエッチな事をしたいのに、わざと心にも無い事を言ってみる。

「えっ。でも、夜まで誰もいないんだよ」

 親友として男同士で遊んだ日々は今はない。
 二人の時にはどうしてもエッチな遊びになってしまう。
 悪いと思う自分がいる反面、それをすごく期待してしまう自分もいる。

「じぁあ、アレするの?」
「もちろん。ぼくは最初からそのつもりだったよ。アキは・・・嫌なの?」
「嫌じゃないけど・・・いっつも蒼に気持ちよくしてもらっているばかりだったから」

 ぼくがそう言うと、蒼はすごくびっくりしたような表情をして、ぼくの事をベッドに押し倒した。

「まさかアキは、ぼくに飽きちゃったの?」
「違うよ。そんなわけないだろう・・・ただ、ぼくばっかり気持ちよくしてもらってるでしょ。悪いって思ったんだよ」
「ぼくばっかり・・・だけど、アキはぼくのおちんちんしゃぶるのには抵抗あるんでしょ」
「・・・うっ、まあ、その・・・ごめん。やっぱり、ちょっと無理」
「あのね、ちがうのっ。ぼくはアキを責めてるんじゃないの。そりゃ確かにそういう事してもらえたら気持ちいいんだろうなって思うけど。でもでもっ、ぼくはアキが気持ちよくなってくれる事の方が何十倍もうれしいんだよ」

 蒼はその目を潤ませながらぎゅっとぼくに抱きついてきた。
 せっけんとシャンプーの柔らかな香りがぼくを包む。

「蒼・・・」
「んふふ。あれれっ、アキのこっちはすごく元気になっちゃってるけど」
「だって、蒼が会えない時はオナニー禁止だって言うから。昨日も一昨日もしてなくて」
「あー、ホントに守ってくれたんだ。その約束」
「だって。蒼とした約束は守りたいから・・・」
「苦しかったらしちゃっても良かったんだよ。・・・でも、約束守ってくれて凄くうれしいよ」

 そう言って蒼はぎゅうぎゅうとぼくにのしかかってくる。

「わかった、わかったから。ちょっとお風呂貸してよ。ぼくもシャワー浴びてくるから」
「だ〜めっ。ぼく、もう待てないよぅ」
「え? ダメだったら」
「今すぐ、するのっ」

 問答無用で蒼はぼくのズボンを脱がしにかかった。
 可愛い女の子の格好はしていても、そこは男の子のパワーがある。
 蒼はぼくの上で馬乗り、格闘技でいうところの逆マウントポジションになって両足で肩を押さえつけた。

「あのー、蒼くん。ちょっと、激しいんだけど」
「今日はバイオレンスな、気分なのだっ」

 がしゃがしゃとベルトをはずし、ズボンのチャックが開けられる。
 股のあたりがスースーする。
 こうなると、絶対に蒼は引かないので好きなようにさせるしかない。

「・・・」
「ねえ。アキ、脱がしにくいよ〜」

 仕方ないので、蒼が脱がしやすいように腰を浮かせてあげる。

「・・・」
「はーい。いい子ですね〜♪」

 ズボンとぱんつが一気にふとももまでずりおろされた。

「あのー、蒼。今日、体育あったのぼくも同じなんだよ」
「そうだよねぇ。アキのここ、ちょっと汗くさいや」
「だったら・・・」
「だーめっ。ちょっと変態チックだけど、洗ってないアキのおちんちん舐めてみたいんだもん。いいでしょ。ぼくはアキの事大好きだし、アキが気持ちよくなってくれるのが凄く嬉しいし、アキのおちんちんをくわえるのだって。・・・お口の中にどぴゅどぴゅアキのミルク出されるのだって、すごく嬉しいんだよ。・・・味はすっごい不味いけど」

 蒼くん。それは変態チックっていうよりド変態な発言ですよ。
 そして、やっぱり不味いんだ。
 って思ったけど言葉にはしなかった。

「・・・」
「不味いけど。口の中に出されると、体の中がカーッと熱くなって。ぼくのおちんちんだってびくびくってしって、ちょっとこすっただけでイっちゃうんだよ」

 次の瞬間、スースーしていたぼくのおちんちんが、すごく熱くて柔らかい感触に包まれる。
 じゅぶじゅぶと音を立てて、蒼がおちんちんをしゃぶっている。
 舐めるなんて優しいモノじゃない、思いっきり喉の奥までくわえこまれている。
 やばい、すごい気持ちいい。
 一気に血がおちんちんに集まっていき、硬くなるのがわかった。
 あまりの気持ちよさに、つい腰を突き動かしてしまい蒼の喉を突いてしまう。
 蒼は一瞬、苦しそうに体を震わせたが、そのままぼくのおちんちんをしゃぶり続けていた。
 可愛いフリルのスカートの中で、蒼のおちんちんも硬くなっていて、首をストロークさせる度にぼくの胸のあたりにこりこりとそれが当たっている。
 蒼も興奮しているんだ。

「ねえ、蒼。もう逃げないからさ、この体勢だと蒼も苦しいだろ。ぼくもちょっと苦しいし」
「んはっ、うん。じゃあ、いつもみたいにベッドに腰掛けてする?」

 唾液とぼくの先汁で濡れた唇を拭いながら、蒼はゆっくりと立ち上がった。
 つい覗いてしまったスカートの中には、弾けてしまいそうなほどに、女の子用の小さいぱんつがぱつんぱつんに膨らんでいた。

「・・・」
「あっ、アキのえっち♪」

 目が合ってしまい、ぼくが照れくさそうに笑うと、蒼もそれにあわせて微笑んだ。
 どう見ても、女の子なんだけどなぁ・・・。
 女の子には絶対にない股間の膨らみに、蒼はやっぱり男の子なんだなって実感させられてしまう。

「なあ、蒼。洗ってないのに気持ち悪くなかった?」
「んーとね。すっぱい匂いは我慢できるけど。やっぱり、おちんちん皮の中がじゃりじゃりとしてるし、しょっぱかったよ。汗かな、おしっこの味なのかな、かなり苦くて、正直えぐいです。あと、口の中がねばねはねとねとするの。これはアキの先汁がいっぱい出てきたからだよ。すごい興奮してくれてたんだね〜。んふふー、うれしいっ」
「・・・」

 蒼、君って凄いよ。
 自分のものとはいえ、おちんちんを舐めるのは想像しただけで気持ち悪い。

「えぐえぐだよね♪」
「そのわりには、うれしそうだね?」 
「そりゃ、アキのがお口の中でびくびくってしてさぁ。ぼくの中で気持ちよくなってくれていると思うときゅんきゅんしちゃうんだよ。・・・あぁ!」 
「なに、どうしたの?」
「キスするの忘れてたぁー。・・・うっうー。ねえ、キスしてくれる?」
「・・・話を聞いてるだけに、嫌かも」
「だよねぇ」

 ちょっと涙目で、ぼくの向かいに座った蒼をギュッと抱きしめウイッグの髪をなでる。

「だけど、ギュッとはしてあげる。蒼、ありがと」
「! ん、ん・・・あ、ありがとう」

 罪悪感は無くなったわけではなかったけど。
 自分はホモじゃないって思ってたけど、もうそんな事はどうでも良いかなって思ってしまう。
 蒼の事が好きだっていう気持ちは嘘じゃないから。
 今はこの気持ちに流されてしまおう。

「じゃあ、続き。お願いしていいかな」
「うん。いいよー。ぼくのお口にいっぱい出してね♪」

 ぼく達の日々はまだ続いている。


第二話に続く

2010/09/15 初版

前話へ ≪─≫ 次話へ
書庫に戻る
▲Page Top▲

Profile / Library / Library2 / Gallery / Comic / Column / Occult Post / Kaku-duke / Warehouse / Blog / Link

2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.2010-2016 (C) e+- - All Rights Reserved.

inserted by FC2 system