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やよマス 10話
匿名希望P

『亜美真美ちゃんを迎えに行く』




 さっぱりしました。
 すごくサパーリしました。
 日テレ風に言うならスッキリ!! って感じです。

 ダンススタジオのトイレは広いし、綺麗だし、居心地が良いですね。
 さすが、手入れが行き届いています。

 律っちゃんP、ナイスです。
 亜美真美ちゃんのシューズを揃える仕事を下さったメガネに感謝です。(←そんな仕事はない)

 もちろん、亜美真美ちゃんにも感謝です。
 シューズのお礼はジュースにしました。


【P】
 「亜美ちゃん、真美っちゃん、迎えに来たよ〜ん」

【亜美】
 「うひぃ〜。レッスンやっと完了。ちかれたちかれた」

【真美】
 「あれれ? 何で兄ちゃんが来てるの?」


 ダンスレッスン直後の亜美真美ちゃんは、ほわほわと肌が上気していて額にも汗をうっすら浮かべています。
 しかも超イイ香りがします。

 舐めたいです。
 その首筋! おでこ! ってか全身!
 切実にペロペロしたいです。
 たっぷり汗を吸ったTシャツも超ほしい!!

 ・・・いけない、いけない。
 先ほど、大量の邪念を放出しておいたのに、ついついイケナイ妄想が広がってしまいました。
 これ以上、パーフェクトコミュニケーションすると命に関わる気がします。


【P】
 「今日はいおりんの撮影が延びてて、まだ戻れないんだって。なので代わりに迎えに来ましたよ〜ん」

【亜美】
 「そいつはごくろーさん」


 いおりんの事だから、疲れただの、ちょっと休憩だのとなかなかはかどらないんでしょう。
 おまけにモニターチェックして、この顔はイヤだの、もっと可愛く撮って! だのと撮り直しを要求することも多々あるんでしょう。
 あのデコっぱちやメガネに比べたら、今の状況はパラダイスでございます。


【真美】
 「あはっ、おつかれさまです」

【P】
 「いやいや、2人こそお疲れ様。ジュース買っといたけど、いっぱいやっとく?」

【亜美】
 「ちょー喉カラカラだったんだ。おおっ、カル○スじゃん」

【真美】
 「でも、律っちゃんPからは、レッスン直後にジュース飲んじゃダメだって・・・」


 うんうん、真美ちゃんはいつも真面目でよろしい。


【P】
 「そうだったのか。悪い事しちゃったかな」

【亜美】
 「してないしてない。亜美は飲むよ。律っちゃんPもこのくらい気が利けばいいのに」

【P】
 「ははは、まあ今日だけ特別って事で」

【真美】
 「んー、そうだね。せっかく買ってもらったんだし、飲まないともったいないよね」


 よかよか、真美ちゃんはいつも素直でぷりち〜。

 ちなみに亜美真美ちゃんに手渡した国民的乳酸菌飲料であるところのカ○ピスですが、缶入りでございます。
 紙コップじゃダメ!
 耐久度が低いじゃありませんか。

 ってか飲む姿を見ながら、本当ならオイラの自家製カルピ○を飲んでいただくという、イケナイ妄想に浸っております♪

 あぁ、亜美真美さんの喉をあの白い液体が通過していきますよ!
 かわゆいノドをこくこくと鳴らしてゴックンしておりますYO!!

 ただそれだけなのに、何だかとってもテンションがみなぎってまいりましたぁー♪


【P】
 「(ハアハア)いや、それにしても、レッスンの後でジュース禁止って、律っちゃんPは厳しいね」

【真美】
 「それがね、最初のレッスンの時にあんまり喉が渇いたから、2人でジュースを買って飲んだんだけど、亜美がコーラを一気飲みして鼻から噴いたんだよ」

【P】
 「そりゃひでえ・・・」

【亜美】
 「くらぁ、言うな!」

【真美】
 「しかも後でお腹痛くなっちゃって、病院に連れてく大騒ぎだったんだから」

【亜美】
 「うー、人の恥をバラしおって」

【P】
 「まあまあ、じゃあ空き缶はオレが捨てとくから、2人は早く着替えておいで」


 くくく、その空き缶はオレにとっての宝物♪
 ○ルピスよりも甘い2人の唾液付き空き缶、頂戴致します。
 ね、耐久度が重要でしょ?


【亜美】
 「はーい、兄ちゃん優し〜」

【真美】
 「あっ、私はまだ全部、飲み終わってないや」

【P】
 「そっか、ちょっと量が多かったかな。じゃあ、もったいないし、オレが残りを飲んで捨てとくよ」(半棒読み)

【亜美】
 「んじゃ、着替え行こー」

【真美】
 「・・・」


 あれ、真美ちゃんが少し困った表情で、オレに手渡した缶をチラチラ見ています。
 まさか、オレが缶の飲み口をペロペロしたい事に気付いてしまいましたか?


【亜美】
 「どーした真美」

【真美】
 「・・・真美の飲みかけを兄ちゃんに飲ませるの悪いかなぁって」


 とんでもございません。
 むしろご褒美なんですが!


【亜美】
 「んふふ〜、真美は間接キッスになるのを気にしているのかね? やらしいのぅ」


 うおっ!

 何を言い出すんだコイツ。
 しかも、「キッス」って!!
 昭和の遺物か、おのれは。
 ってか、オレの崇高な計画がっ!


【真美】
 「・・・もう。兄ちゃんが気にしないならいいんだけどって思って」


 気にするう?
 とんでもございませんっ!(←2度目)

 ご褒美です!!

 しかし、やっぱり不安がらせてはいけません。
 死ぬほど欲しいけれど、紳士として対応せねば。


【P】
 「うーん、ちょっとオレが無神経だったね。残ったジュースは流し場に捨てとくからさ。次からはペットボトルにするよ。そうすれば後で飲めるからさ」


 目の前にはご馳走があります。
 しかし、むやみに飛びついた瞬間、そのご馳走はまぼろしになってしまうのです。

 特にこの年代の女の子はこういう事に敏感です。
 一度、嫌われてしまうと挽回は並大抵の事ではありません。

 やよいちゃんみたいな子はまさにレアケース!
 だからこそ彼女は貴重なのです。
 アイドルは貴重ですね。
 素直なまま育って欲しいものです。

 おっと、話がズレました。


【真美】
 「・・・捨てちゃうの? 何だかもったいないよ。亜美が飲めば?」

【亜美】
 「さすがにお腹タプタプだよ」

【真美】
 「捨てちゃうのはやっぱりもったいないよ〜。兄ちゃん飲んじゃって・・・その、イヤでなかったら」


 とんでもございませんっっ!!(←3度目)
 ってかね・・・。

 キターーーーー!

 一度、待った甲斐がありました。
 最初にがっついていたら孔明の罠にかかっていたところですよ。


【亜美】
 「だったら亜美のも飲んでいいよ。間接キッスだけど」

【真美】
 「なぜ、そうなる!」

【P】
 「そもそもお前のカラじゃん」

【亜美】
 「そっか」


 とは言うものの・・・。
 捨てる前にきちんとペロペロさせていただきます!

 しかし、亜美ちゃんは頭の中がフリーダムです。
 これがゆとり世代と言うものか・・・としみじみしてしまいますた。
 でも、カワイイから許す。

 全てがうまくいきかけた、その時、背後から殺気がっ!!


【律子】
 「あんた達、何をモタモタやってるの!」

【亜美】
 「げげっ、律っちゃんP」

【P】
 「・・・(カエレカエレ)」

【律子】
 「レッスン終了時間からずいぶん経ってるのに、まだ着替えてないの? 風邪引いちゃったらどうするのよ」

【P】
 「すいません(ナンデクルンダ)」

【真美】
 「・・・せっかく兄ちゃんがジュース買ってくれたけど、真美、飲みきれなくて。でも、捨てちゃうのはもったいないし」

【律子】
 「そんなことでいちいち悩まない! じゃ、私がもらうわ」


 律っちゃんPが真美ちゃんからひったくるようにカルピ○の缶を取り上げてしまいました。

 あー!
 あー!
 やめろぉぉぉ。

 ズゴゴゴっと一気に飲み干しています。

 あぁぁぁぁ・・・汚れてしまった。
 何てことをするんだ、このおさげ野郎!
 貴様がいくら飲んでも、まったくトキメかねえぞ!
 く、くそう・・・。

 いや、しかし最悪、真美たん+律っちゃんPでもオイラは十分にイケる。
 これはこれで良しとしようか。

 この間に2人は早々にロッカーに向かってしまった。
 律っちゃんPと取り残されると不安でござる。


【律子】
 「・・・」


 パキャ!

 あーーーーーーーーっ!?

 空き缶を片手で潰しやがったあ。
 しかもゴミ箱に叩き込みやがったあ。
 どこの格闘デモンストレーションですか。
 握力120キロ以上ですか。
 そうですか・・・。

 ま、まあ、いい。
 まだ亜美たんの缶があるわい。
 ジ○ンはあと10年は戦える。


【P】
 「・・・律子さん、ずいぶん早かったですね。伊織ちゃんの撮影は大丈夫だったんですか?」

【律子】
 「あんたに頼んだあとで、すぐに終わっちゃったのよ。ちょうどお迎えに来てた伊織の車に同乗させてもらってここまでね」


 いおりんのお迎え?
 黒塗りの超高級車ですね。
 マフィアかヒットメンしか乗らないようなゴツい奴。

 ってか、それならオフ返上のオレに連絡入れろっての!


【P】
 「・・・そうですか」


 律っちゃんPはニッコリ笑うと、オレが持っていた缶も取り上げてゴミ箱に!

 あぎゃぁぁぁぁぁ。

 終わった・・・。
 ミーのオフはただの無駄に終わった。
 ジ○ン公国に栄光あれ〜、ガクっ。


【律子】
 「ごめんなさいね、せっかくのお休みだったのに。お詫びとお礼を兼ねて、ラーメンでも奢るわよ」

【P】
 「・・・ありかとうこさいます」(←魂、抜けてるかもしんない)


 その後、オイラが運転するミニバンでラーメン屋さんに行きましたよ。
 極秘作戦は失敗に終わり、律っちゃんPの恐ろしさがよく分かりました。

 もったいなかった・・・。
 せめて亜美ちゃんのだけでもペロペロしたかった・・・。

 でも、律っちゃんPが連れて行ってくれた駅前のラーメン屋さんはボリュームたっぷりで、とても美味しかったです。
 亜美真美ちゃんもオレも大満足でしたよ。

 今度はやよいちゃんを連れて来たいお店です。


12話に続く

2011/04/07 初版
2011/07/26 第二版
2011/08/30 『にじファン』に転載
→『にじファン』サービス終了(2012/07)

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