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僕の彼女は戦国マニア (5)
P・鴨川 feat.ライターC

 たっぷりお風呂に浸かりました。
 館の大きさの割には意外にお風呂は小さいです。
 パッと見、ウチの4倍くらいでしょうか。
 くつろぎました。
 足を伸ばして入れるお風呂なんて滅多に入れないのです。
 ウチのお風呂はドラム缶の倍くらいしかないのです。

 お風呂から上がって、出てきた後もむぎむぎと山田さんは古文書を広げてミーティングを継続中です。
 山田さんもむぎむぎも目をキラキラさせています。
 そんなに面白いのでしょうか?

「これは、洋館の地下室で発見された古文書なのですが…」
「不思議なものですね」
「よく意味がわからないのです…」

 話は埋蔵金の話からは変わっているようです。
 ひとつの手がかりが次の手がかりの鍵にでもなるんでしょうか。
 オマイラ、現代のインディ・ジョーンズかYO!

 二人が相変わらずなので、僕はコーラを飲みながらテレビでも見ていることにします。
 面白くもない番組ばかりなのでニュースを見ていると、気になるニュースが伝えられました。

 近くの町で銀行強盗があり、銃を持った犯人が逃走中だというのです。
 しかも二人組の犯人は赤城山方面に逃げたんだとか。
 赤城山を通り越してくれれば良いですが、赤城山中となったら、いま僕達がいる場所ドンピシャじゃないですか…。
 ヤバい予感がします。

 昔からこういう予感は当たるのです。
 めぐぽの時もこの予感が働いてくれれば…まあいいでしょう。

「ちょっとすいません!」
「なに、のぶちん。またお腹すいたの?」
「飲み物でしたら、冷蔵庫にあるものをご自由にどうぞ」
「ちがうんです。今、ニュースで…」

 むぎむぎも山田さんも盛り上がっていた話を中断され、少し不機嫌な感じでしたが、内容が内容なだけに話は聞いてくれました。

「のぶちん心配しすぎじゃない?」
「まあ念のため警察に連絡を入れておきますか」
「その方がいいですよ」

 警察署に連絡を入れると、付近のパトロールの強化を約束してくれるそうです。
 万が一に備えて、今晩は近くの集落から駐在さんが来てくれる事になりました。
 ちなみに電話をしたのは僕です。
 二人が相変わらずミーティングに夢中だったからです。
 なにやら資料も増えております。
 これだからインテリ共はよぅ…。


(6)に続く

2013/05/07 初版

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