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僕の彼女は戦国マニア (14)
P・鴨川 feat.ライターC

「ふふふ、実に頭の悪そうな演説ですな」

 山田さんが諦めきったような、呆れたような顔をしてゆっくり拍手をします。
 いや、まあ分かってはいるんですけどね。
 まとまってなくて、ただ伝えたいだけだと、“頭の頭痛が痛い”って感じのおバカな繰り返ししかできないんですよ。

「仕方ない、サンプルが1つから3つになるだけです」
「え?」
「傀儡兵っ! この2人を始末しろ!」

 ええーっ!?
 拍手してくれたじゃーん。

 今や山田さんの隣に突っ立っている、元銀行強盗の傀儡兵。
 呼びかけられたら、肩がぴくっと動きます。

「う…うぐるぅぅぅぅぅ…ぐうぅ」

 白目のままだし、頭と腕のお肉がちょっと足りてない状態で動き出すから、恐さ倍増です。 服は血まみれだし…。
 ほどよく腐った感じのゾンビ映画は、あくまでも映画の中だけのようです。
 出来たては色鮮やかで動きも速そうなんですよ。

 まずい!
 これはかなりまずい状況になりました。

「う、う…んがあああああああっ!」

 襲いかかってきたーーーー!!

「危ない、逃げて!」

 むぎむぎが山田さんに叫びました。
 え? え?


(15)に続く

2014/01/28 初版

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