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僕の彼女は戦国マニア (21)
P・鴨川 feat.ライターC

 あう〜。
 捕まりました。

 刑事さん(に見える人)はDVDらしきものを何枚かテーブルに並べて置きます。

「お前が証拠品と家と死体と重要文献その他を全部、燃やしたんだったな」
「す、すいません」
「ごめんで済んだらポリ公はいらねぇんだよ」
「ヒッ…あ、あ、あの…僕はどうなるんでしょう…か」
「死刑だ」
「ええええええええ!?」

 刑事さん(モドキ)はゲラゲラと笑って、DVDを渡してきました。

「ウソに決まってんだろ。それ、持って行きな」
「?」
「よく考えろ。世界に2つとないような重要な資料はたいてい、温度・湿度管理のされたガラス張りの中に入れられてる。
 耐久力が高かったり、しょっちゅう見る必要があるようなモンだって、あんだけの屋敷が買える金を持ってたら、耐火金庫にでも入れとく」
「あ…そっか」
「あそこで回収された資料は一切、公開されない」
「その方が良いと思います」
「ああ。だが、奴さんはマメなタイプだったらしいぞ。デジタル化してた。たぶんデジカメかなんかで接写しただけだろうけどな。それでも充分な価値はある」
「えーと、あの…」
「俺が言った通りに説明して、彼女に渡してやんな」
「へ?」
「かっこいいとこ見せたれよ」
「あ、ありがとうございます」

 この刑事さん(に似たなにか)はなかなかシャレ者じゃないですか。
 イイ♪

 ドアを開けようとした時、声をかけられました。

「そうだ、坊主。お前ら2人は…」
「ここには存在しなかった、来なかった、事件に巻き込まれる事なんてあるわけもなかった」
「上出来」


(22)に続く

2014/05/06 初版

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